毎日「ゴキゲン♪」の法則

自分を成長させる読書日記。今の関心は習慣化、生産性、手帳・ノート術です。

使えるヒント満載!続けられる健康習慣☆☆☆

このブログでも何冊か紹介している中野ジェームズ修一さんの本。別のソフトバンク新書を読んでいる時に巻末の広告を見つけ、面白そうだと思って読んでみた。1000円以下でこれだけの内容が読めるのは素晴らしいと思う。


著者はパーソナルトレーナーとして活躍されている。その手腕はクルム伊達公子選手の復活を見れば明らかだ。だが、一流選手や有名人だけを見るのではなく、一般の方も指導されているそうだ。どうやったら、やる気を引き出せるのか、どんな方法なら誰でも持続できるのか、試行錯誤した経験がこの本に活かされている。

むずかしくないから続けられるし、ひとつひとつがとてもお手軽なのに効果があるのだ。しかも、ジャンルが幅広い。
実は著者の指導者としてのスタートだった「バランスボール」を使った脳トレの方法を始め、運動効果の高いウォーキング方法、どの筋肉を鍛えるのがいいか、四十肩にならないための心がけ、ストレッチ、アンチ・アンチエイジング、簡単で続けられる食事法、さらに骨粗鬆症予防や排泄障害予防、心理学的アプローチでいかに運動を続けるか、まで1冊で読めるところがすごい。


ひとつのテーマごとに章になっているので、自分に必要なところから読めるのもいい。巻末にチェックもついているので正しく理解できたかもわかるし、現在の体力も把握できる。
特に10章の交流分析エゴグラムとも呼ばれ、質問に答えて5つのタイプに分ける分析法なのだが、タイプ別に“運動を続けられる方法”まで教えてくれる*1から至れり尽くせりだ。

特におすすめなのが四十肩・五十肩予防の簡単な運動と、14品目をバランスよく取る食事法。どちらも簡単なのに効果絶大*2!これからも元気に毎日過ごしたい方は必読の1冊です。

私のアクション:毎日14品目を意識して食事を摂る

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以下は私のメモなので、興味のある方はどうぞ。

1日14品目を摂る(P130)

14品目とは、穀物類、豆・豆製品、魚介類、肉類、牛乳・乳製品、卵、果物、海藻類、キノコ類、イモ類、緑黄色野菜、淡色野菜、油脂、嗜好品。
(中略)
カロリー計算は不要です。3食ごとに摂ってもいいのは主食の穀類のみで、あとは1日1回が鉄則。このルールに従うとカロリーは自然に抑えられます。

お腹がいっぱいになったら残す(P137)

お腹がいっぱいになったと感じたら、全部食べきっていなくても、勇気を持って箸を置きましょう。残すのは気が引けるし、もったいないと思うかもしれません。でも、しばらくこの食事法を続けると自分にもぴったりの分量がわかり、ちょうど食べきれるくらいの量を作ったりオーダーしたりするのが上手になります。いずれ食べ残しはなくなることでしょう。

*1:ちなみに、私は「人と一緒だと続けられるタイプ」だそうで、金トレが続いたのもまさしくそれが理由。納得でした

*2:肩は以前手を上げると痛い時期もあったのに、ちょっとこの動きをするだけでランニングの腕振りが軽く、可動域が広がりました。その結果、二の腕が少し細くなるうれしいおまけ付きでした