なかなか私好みの喫茶店やカフェが近所になく、齋藤孝先生のカフェ術が使えないなあと思っていた。出先ですきま時間にちょっとカフェに寄ることはできても、家だと集中できない時や気分を変えたい時に行けるところがない。
好きなコーヒーショップは自転車で３０分近くかかる上にかなり混むので、あまり気軽に行けなかった。
ところが、灯台もと暗し。意外にところに意外な店があったのだ。
ラン友であり、『人生がときめく片づけの魔法』を教えてくれた友人宅の目と鼻の先に、不思議なお店があった。通るたびに「何だろうなぁ、あの店」と気になるのだが、中はよく見えないし、入るには勇気の要る作り。いかにも敷居が高そう。それでいつも「何だろうなぁ」と思っていた。
すると、友人がご近所さんに誘われてその店に行ってきたという。それで今日、一緒に行ってみた。
外から見るよりもずっと広く、雰囲気がいい。２階もあり、貸し切りにできるそうだ。本棚が壁一面あり、借りて帰ることもできる。
お茶もおいしいし、値段もリーズナブル。きっと、ご主人が趣味でされているのだろう。
何もかも私好みなので一瞬「あれ、何かオーダーしたっけ？」と思ってしまった。もしかしたら、一生懸命探していた時にオーダーしたのが通っていて、気づいていなかっただけなのかも。
これからは、ちゃんと仕事しようとか、ライフログをまとめるといった時に通ってしまいそう。近くにいいカフェがある幸せを満喫したい。
