毎日「ゴキゲン♪」の法則

自分を成長させる読書日記。今の関心は習慣化、生産性、手帳・ノート術です。

「とりあえず5年」ワークをやってみた

本に載っているワークシートの通りではなく、簡略版で。
「逆算式人生5カ年計画法」のポイントは、やりたいことを書き出し、優先順位を決め、やるべき具体的なアクションとといつまでにやるかを設定する。そして、もっとも優先される行動を2週間以内に起こすというものだ。
これがきちんと身につけば、大きなものを具体的な行動に落とし込むこともできるようになるし、計画→実行の流れもつかめると思う。

あとがきに、著者は「2週間以内に行動できない人は、一生行動できません」と書いていた。その言葉が妙に印象に残り、とりあえず最優先のひとつを2週間以内にやろうと決めたのだ。


ふつうなら、まず「やらずに死んだら後悔すること」をリストアップするのだが、私はすでにこういうワークを何度かやり、「やりたいことリスト」も毎日のようにながめているので、だいたいは把握している。
さらに、終末医療に携わる医師・大津秀一さんの本を読んだ時にうっすらと“これだけはできなかったな”と思い浮かべたことがあった。
「忘れていた」ではなく「封印していた」に近い。ありがたいことにほとんど他に後悔しそうなことはなく、恵まれていることに感謝したが、今回考えてみてもやっぱり“このまま死んだら後悔するな”と思った。
――ええい、仕方ない。解禁だ。

というわけで、2週間以内にする最初のアクション「とある語学の入門書を買ってくる」を遂行いたしました*1
10月にフランスに行くことになったので、フランス語の単語集をやらなきゃいけないのに何やってるんだ、ですが。
他にも、人生初の買い物をしたり、今までだったら絶対行けなかったであろう某所に赴いたり、「“このまま死んだら後悔する”と思ったらずいぶん行動的になれるものだな」と自分で驚いた。


まだ具体的なチャンクダウンまでは行けていないが、半年版をやり、まずひとつ「2週間以内にやること」を決めるだけでも自分の中に変化は起こせる。
“このまま死んだら後悔する”というのは後ろ向きに聞こえるかもしれない。でも、それは“よりよく生きる”の裏返しなのだ。
5年版も取り組んでみよう。
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読書日記:『「とりあえず、5年」の生き方』

*1:この場合の語学マスターは目的ではなく、手段です