毎日「ゴキゲン♪」の法則

自分を成長させる読書日記。今の関心は習慣化、生産性、手帳・ノート術です。

前後の時間も考えましょう

■朝メール・夜メール
毎日はなかなかできないが、なるべく書いている「朝メール・夜メール」のノート。この数日意識して取り組んでみて、気がついたことがある。

「正味時間だけじゃダメじゃん!!」

見積もりが甘い、時間の感覚が甘い、と常々思っていたが、理由のひとつが判明した。
私はやるべき作業にかかる“正味”の部分しか計上していなかったのだ。そりゃあ回りませんよ。

たとえば、わかりやすいのが「買い物に行く」というタスク。
近所のスーパーまで片道5分。
商品をカゴに入れ、レジに並んで精算し、それを袋に詰めて家に帰る。この課程が混み具合にもよるが、だいたい20〜30分。また5分かけて帰り、買った品物を冷蔵庫や決められた場所に納める。さらに、ただ置くだけじゃなく別の作業の要るものもある(袋から出す、詰め替える、冷凍するなど)。帰宅後、片付くまで計ってみたら20分はかかった。量が多いともっとかかるはず。

――さて、私は「買い物」というタスクに何分計上していたでしょう?
答は「30分」。スーパーの店内にいる時間しか考えていなかったわけだ。これじゃあ絶対無理ですよね。家を出てから全部片付くまで、実際にかかった時間は60分なのだ。


「買い物」は極端な例だが、パソコンを立ち上げるとか、何かが終わったら片づけて次の作業に必要なものを出すとか、5〜10分くらい時間がかかるプロセスが、意識してみたら意外に多かった。
ここの誤差が、ひどい時は1時間以上にもなるため、いつも1日の終盤には絶望的な気分になっていることがよくわかった*1

なぜいつも予定通りにこなせないのかが悩みだったが、大きな理由がわかってほっとした。よくこれで会社員がつとまっていたなあ、とも思いますが。
こんな風に細かく見ていったら、まだまだ改善ポイントはありそうだ。
しばらくは作業全部にかかる時間をよく見てから予定を立てよう。

*1:「絶対に全部はできない!」と思うからです