毎日「ゴキゲン♪」の法則

自分を成長させる読書日記。今の関心は習慣化、生産性、手帳・ノート術です。

日本語でおK?

5年前との違いを一番感じたのは、行く先々で日本語を使ってもらったこと。レストランなどではメニューの説明や、簡単な受け答えなどを日本語でしてくださるスタッフもいて驚いた。
ガイドさんによれば、今は過去に何度かあった「日本ブーム」再来中だそうだ。もしかして「マンガ」「オタク」のおかげだろうか?だとしたら、ありがたいことだ。
立派に日本語を話す人たちは、みんな「勉強中」とのことだった。何年もフランス語をちょこちょこやっているのに、いっこうにものにならない私とは大違いだ。


他にも、前に比べて英語を使ってくれる人が格段に増えた気がする。前はパリに1日いただけだし、南仏(といっても一応観光地)とパリ近郊では違うのかもしれないが。
昔、フランスは「英語を使う人を嫌う国」だと聞いた。ある人が旅行中、パリの地下鉄で隣の人に何かを英語でたずねたところ、
「フランス語で話せ」
英語で言われた、という逸話があった。英語が理解できても、頑としてフランス至上主義を貫くのか、と聞いた時はあっけにとられたが、私の体験に限って言えば、まったくそんなことはなかった。
それどころか、5年前ほど「フランス語が話せないと困る」ことはなかった*1。これは、EUで人が流動化しているからだろうか?
フランス語を勉強するモチベーションが下がるのでちょっと残念な気もするが。

今回、フランス語がしゃべれなくて困った、というのはフリータイムの日、美術館に行った帰りカフェに寄った時くらいだろうか。
それでもメニューは下に英語が書いてあるし、カフェのおじさまは「こいつフランス語しゃべれないぞ」とわかったのか英語も交えて話してくれたので何とかなった。まあ、毎回何とかはなるんですけどね。「何とか」以上のレベルに全然行けないのが悔しいところ。

*1:至れり尽くせりのツアーだったからかもしれません。前は自力で食事をしに行ったりしていたので