毎日「ゴキゲン♪」の法則

自分を成長させる読書日記。今の関心は習慣化、生産性、手帳・ノート術です。

カマンベールチーズ1.88ユーロ!

カマンベールチーズとパン

今回のツアーは現地ガイド付き。昔からバスガイドのいるツアーは苦手で、何度か行った海外でもあまりガイドさんがいてよかった、と思ったことはない。
しかし、さすがはハネムーン/フルムーン向け旅行、ガイドさんも超一流だった。と歴史的背景やデータはもちろん、ためになる話やうんちく的なことまでいろいろ聞けて面白かった。

中でもへぇ、と思ったのは
「カマンベールチーズ、と名乗れる地域は限られていること」。
もともとはカマンベール村で作ったものしか名乗れなかったそうだが、今はもう少し広い地域まで認められるようになっている*1シャンパーニュ地方で作られたスパークリングワインだけがシャンパンを名乗れる、というのと同じだ。


ここからは小ネタだが、「パリのスーパーでは300円くらいで売られているものが、日本では1500円くらいしていた」とガイドさん。
カマンベールチーズは好きで輸入物をたまに食べたりするので、その日の帰り、ホテルのそばのスーパーをのぞいてみた。すると、見覚えのあるラベルが。
実家の父が数年前お正月用のワインをデパートに買いに行った時、一緒にすすめられたカマンベールチーズがおいしくて家族みんなが気に入った。それ以降毎年のように父が用意してくれている。一度一緒に買いに行ったが、確か1400〜1500円だったと思う。
何気なく値段を見て目を疑った。
「1.88ユーロ?」
1ユーロ100円としたら、何とたったの188円。あの、毎年父がうやうやしく買ってくる高級カマンベールが?
確かに今は円高だが、これを知ったら泣くなぁ。せっかくなので、パンと一緒に購入。パンはスーパーで夜7時頃買ったものなので、大して期待もしていなかったのに、食べたらおいしくてこれまたびっくり。こちらは小さめのバゲット(形はロールパンのよう)5個で1ユーロ。1個20円?絶対に食べものでフランスには勝てない、と妙に納得してしまった。フランスは食糧自給率100%以上なのでおいしくて品質のいいものが安く手に入るのだ。たぶん。


その代わり、と言っては何だが、パリでおいしいさぬきうどんを食べようと思ったら、1杯千円くらいするそうだ(情報元は添乗員さん)。かつおとこんぶのだしよりも、フランスパンとチーズが好きになったらフランスに移住できるかも?

*1:帰国後調べてみたところ、製法を守れば名乗れるようです。商標などの関係で海外では非適用。くわしくはこちら