■未来ノート
昨日の読書日記で紹介した『仕事はすべてポスト・イットで片づく!』の影響を受け、スケジュール管理にポストイットを使うことにした。
未来ノートはB5の大学ノートのページに線をひいて二分して使う。ポストイットのふせん(75×25mm)が、このページ半分のサイズにぴったりなのだ。
大げさにいえば、世の中にはスケジュール管理にポストイットを「積極的に使う派」と「使うべきでない派」のふたつがある*1。2度書き手帳術も「使うべきでない派」だったため、しばらく自粛していた。
「使うべきでない派」の理由は、“記録が残らないから”。確かに、終わったらはがして達成感を味わうのはいいが、あとで「あれはいつやったっけ?」と調べたい時には困る。今日はこれだけのことをやり遂げた、と手帳を見て満足感に浸ることもできない。
だが、できなかったことを翌日以降に繰り越す場合、書き直すのは正直言ってけっこう手間だ。書いたことをすべてその日にできればいいが、繰り越しばかりしている私のようなタイプにはかなりの負担になる*2。
日々の手間が省けるのと、記録が残らない*3不便を避けるのと、どちらを優先するか。ちょっと考えればわかることだ。日々の手間が省ける方が大事に決まっている。
私のような、少しでも気が進まないと挫折してしまうタイプにとって、気分的に続けやすい環境を整えることは何よりも大事。
そう考えて、ポストイットを解禁した。
本を読んだのはもう少し前なので、今日で4〜5日経ったが、なかなかいい感じに使えている。
そもそも、私はポストイットが知的生産術の入り口だったのだ*4。
どんどん自分流にカスタマイズすることも必要かもしれない。