毎日「ゴキゲン♪」の法則

自分を成長させる読書日記。今の関心は習慣化、生産性、手帳・ノート術です。

「印象派」について知る☆☆☆

フランスで美術館を集中的に回って感じたこと。
印象派のことを実はよく知らない」
ただきれいとか、この景色が好きとか、単純な好みだけで見てきた。ゴッホ印象派に入るのか、なぜセザンヌがあんなに評価されるのか、そういう基本的なことすらわかっていない。
美術館はショップも充実していて、印象派の百科事典とかいろんな面白そうな本もあったのだが、残念ながらフランス語だったのでパス。でも、一度ちゃんと勉強したい、と思っていたら同じ気持ちだったのか、家族が雑誌の印象派特集を借りてきた。

去年出たものだが、わかりやすくまとめられていて入門には最適だった。先に読んだ『齋藤孝のざっくり!美術史』と合わせて、基本的なことは頭に入った。

印象派」という名前は、実は最初は侮蔑的な呼称だったこと。
印象派展は8回開かれているが、メンバーは固定されていなかったこと。
マネは先駆者であり、セザンヌ印象派に名前が挙げられるが、最後は独自路線を追求したこと。

いろいろと知らないことがわかってよかった。画家1人ひとりの背景も。
一番衝撃的だったのは、ルノワールが晩年ひどいリウマチになって筆が持てなくなり、手にくくりつけて描いていたことだ。あんなひどい痛みのある病気を患いながら、幸せそうな画風は変わらず、それは本人の強い意思(幸せなものを描きたい)だったことも知って感銘を受けた。
基本的に絵は好きに見ればいいと思うのは変わらないが、ちょっとした知識があるともっと深く見られると思う。


実は去年、印象派の絵が続々と日本に来た当たり年だったそうで、読んでショックだったが、日本のどこにどんな絵があるのかまとめたリストがあって重宝した。
フランスに行くことを思えば、箱根や広島なんて近いものだ。
これからは「ちょっと絵を見に」と東京に行くようになりたい。
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