毎日「ゴキゲン♪」の法則

自分を成長させる読書日記。今の関心は習慣化、生産性、手帳・ノート術です。

“たった1秒”の反応が人生を決める☆☆

この本も、以前書店で買ったもの。なぜか読みかけて途中で止まっていた。中谷彰宏さん*1こんまりさん式に言えば、もう「お役ご免」のはずなのだが、貧乏性なのでもう一度トライしてみた。意外にも、今回は面白くスルッと読めた。

著者はもとキャビンアテンダントで、プレゼンテーションを専門とするイメージコンサルタントをされている。
どう見られるかが大切だからか、印象をよくする簡単な方法がたくさん紹介されていて、すぐに役に立ちそうな本だ。


著者によると、鍵は「反応」。
エレベーターピッチといって「エレベーターに乗っている間に、いかに自分の商品を売り込むトークができるか」という方法がある。営業でなければ、自分を印象づける、気に入ってもらうでもいい。この想定が30秒〜1分といわれている。
ところが、著者の言う「反応」はわずか1秒で勝負が決まるのだそうだ。
逆に言えば、たった1秒の反応を意識していいものにしていけば、それだけで人生を変えることも可能なのだ。

本では、「考え方」「見た目」「行動」の3つのパートで、それぞれ好印象を持ってもらうためのコツを教えてくれる。ページ数は少ないが、やはり「見た目」に関する内容が一番役に立ちそうだと感じた。
「考え方」や「行動」は他でも読んだものが多かったが、ひとつずつコンパクトにまとめられているので、自分ができているか確認のために読むのもいいと思う。

CA出身というとマナーコンサルタントのようなイメージを持ちやすいが、著者はプレゼン専門だけあって全体に知的な落ち着いた文章だ。男性も読みやすいと思う。
「中身で勝負」とつい思ってしまいがちな人こそ、ぜひ読んでみてください。
私のアクション:「相手に必要とされる人」になる


以下は私のメモなので、興味のある方はどうぞ。

すべてのルールの軸は(P5)

ずばり「反応」することなのです。
たとえば、朝の挨拶、エレベーターに同乗した時のひと言、ふと目が合った時の表情やしぐさなど……そういった、“たった1秒”の「反応」をいかにうまく使っていくかによって、人生は劇的に変わっていくのです。

「また会いたい」と思われる人の共通点は(P15)

「反応がよい!」ということです。彼らとは、打てば響くようなコミュニケーションが取れるのです。たとえつきあいが短くても、反応がよい人は、30秒も話していたらわかるものです。その間の1秒1秒の反応が「また会いたい」と思わせる根拠になっていくのです。
(中略)
共通点である「反応がよい」というのは、簡単に言うと、「思いやりをうまく表現できる」ということなのです。そういう人は、その場の空気(雰囲気)をさわやかに変えてしまいます。空気が変われば、お互いに話がしやすくなったり、信頼できるようになったりするわけです。

ネガティブな発言のあとは「かもしれない星人」になろう(P24)

もしあなたが…「NGワード」を使用しているとしたら、今日からポジティブなことばに変換するか、「かもしれない星人」といって、「できない」などのネガティブなことばのあとに「でも+○○(ポジティブ変換)かもしれない」と言い換えができる人になることをおすすめします。

落ち込んだら時間にラインを引く(P27)

「財布や携帯電話をなくしてしまった」「試験に落ちてしまった」など、落ち込む理由は人生においてたくさんあります。ただ、「落ち込むのは5分だけ」「悲しむのは1日だけ」と自分でラインを引きましょう。メリハリさえつければ、その間はとことん落ち込んだり、悲しんだり、ウジウジしていいのです。
(中略)
そして、そのラインを越えたら「まいっか」と言って再出発するのです。

「また会いたい」人になるために伝える3K(P30)

3Kとは「感動・感謝・関心」のことです。人は誰でも、自分の発言や行動に対して、常にこの3Kを、相手からことばや態度でちゃんと反応(表現)して認められたいと思っているのです。

相手の欲求を見極める(P41)

実際に、ことばや表情、しぐさなどのほんの小さな反応によって、相手の満足度がプラスへもマイナスへも大きく変化します。相手が具体的に欲している反応のポイントをはずしてしまえば、信頼の大きな損失にもなりかねないため、注意深く相手の発する信号を見極めることが必要です。

“マイナス感情”を表現しないコツ(P68)

もし、予行演習(=もしそのままマイナスの感情を相手に表現したらどうなるかイメージしてみる。ほとんどの場合は後悔するので実際にはやらずにすむ)をしても感情が抑えられそうにない時には、とりあえず何も言わず、頭を縦に大きく2回振りましょう。これで暗示をかけます。「言わない方が利口だ、言わない方が利口だ」と頭の中でつぶやきながら。そして「なるほどね」とでも言っておけば、マイナスの感情は時間が解決してくれますから。

賢い人ほど表現を加工している(P70)

思ったまま、感じたままを表現するのは自然なのかもしれませんが、もし感じたままでなく、「表現を加工」してからコミュニケーションをとることができれば、失言や失態を回避することができますし、あなたのプラスの感情表現を見て「この人といると楽しい」と、これまで以上に感じてもらえるでしょう。

自分のコンセプトを明示する(P86)

判断する際には、ふだんの会話や受けてきた影響を元にしています。ですから、ふだんの反応力の中に「私は〜の分野で人から必要とされたい」といったコンセプトを持っておくことで、ピンポイントでそのコンセプトに魅力を感じる人たちから選ばれやすくなります。

良質なDNAイメージの公式(P101)

良質なDNAを持つ人=(1)優れた肉体的機能×(2)優れた生命力のオーラ

自分が笑顔と思っている状態に、プラス30%の力を入れる(P107)

知っておきたいのは、自分が感じる「笑顔」と、人が感じる「笑顔」のものさしは極めて違うという事実です。
(中略)
自分では「しているつもり」でも、相手にちゃんと伝わっていないことが多いのです。だからこそ、自己満足に浸らず、現状の笑顔レベルに「プラス30%!」を実行してみるのです。

表情の練習は「確認」しながら(P112)

…自分がどのようになっているかをイメージできないままでトレーニングをすることは、時間を無駄にしているのと同じです。早い段階で、自分がしていることを、鏡または写真やビデオなどで確認することで、遠回りせずに目的の自分像へ進むことができるわけです。

相手に興味を持ったアイコンタクトとは(P118)

「この人の目はキラキラしているな」「ずいぶんとアイメイクに凝っている人だな。目の印象に意識が高いのかな」「今、ほんの少し目がウルウルしていたぞ、涙かな?」……など、目を合わせるだけでなく、目元や視線を観察するようになると、相手の正直な気持ちや、深い心理、さらには相手が喜んでくれそうな話題のトピックが生まれることもあるのです。
(中略)
ただ、「見ることが目的」のようにとらえてしまうのはもったいないことです。アイコンタクト本来の目的は、「信頼を深める」ことなのです。

「相手から好かれる」よりも「相手から必要だと思われる」(P216)

不思議なことに、相手から「自分にとって必要な人だ」と思われると、自然と「好かれる」ようになってきます。

*1:こちらの本に出てきます→『なぜあの人は整理がうまいのか