毎日「ゴキゲン♪」の法則

自分を成長させる読書日記。今の関心は習慣化、生産性、手帳・ノート術です。

10min.でわかったこと

■10min.
来年の手帳をにらんで、ToDo管理を再び「10min.」でやるようになって1週間ほど。
とてもシンプルなことに気がついた。自分のカン違いに気がついた、と言った方が正しいかもしれない。

「時間には限りがある」――ものすごくバカみたいだが、今までわかっていなかったのだ。
朝計画を立てる。何かの予定が長引いたり、突発的なことが起きて計画よりも遅れてしまった場合、私はその後の予定を残りの時間で全部こなさなきゃ、と思っていたのだ。心の中で半ベソをかきながら。計画通りにすべてが運ぶことなどほとんどないので、毎日半ベソ状態で自分にプレッシャーをかけ続けていたことになる。


10min.を再び使い始めて数日、「あれ、何かおかしいぞ」と思った。
その日の予定を書いた付せんを決められた枠内に貼る。それだけで何となく“今日の持ち時間はこれだけ”という意識ができる。
たとえば、2時に終わる予定のタスクが3時までかかったとする。今までならがんばって何とか残りをこなそう、と思ったが、付せんが並んでいるのを見ると、
「これを圧縮するのは無理だ」
というのが視覚的にわかるのだ*1
10min.の解説にも書いてある。

  • 何をはずすか考える

この時に、いやでも優先順位を考える習慣ができる。

そうか、スケジュール管理ってこういうことだったのね、と初めて理解できた気がする。
何を今さら、という気もしなくもないが、予定の立て方やプライオリティに対する考え方が少しずつ変わりそうだ。
テンミニッツ手帳2012年(1月始まり)

*1:もちろん、「1時間予定していたタスクを30分でこなす」などの手段も有効ですし、必要なこともあります