『仕事に効く、脳を鍛える、スロージョギング』の読書日記には書いていないが、雨の日や時間がなくて走れない日にすすめられていたのがステップ(踏み台昇降)。こちらも、体力テストのような早さではなく、ニコニコペースを守るのはジョギングの時と同じ。
読むとさっそくやりたくなる性質の私、どちらも何回か試してみました。
ジョギングは、前に私が走っていた時と比べるとかなり遅い。しかも、歩幅が極端に狭いので走っているように見えない。確かに呼吸は楽だが、気のせいかすれ違う人が不思議な顔で見ているようだ。
体にかかる負荷はジョギングよりずっと少ない。こんなので本当に効果があるの?と拍子抜けするほど。これならウォーキングのつもりくらいで気軽に始められそうだ。
ただ、やはりちょっと不思議な走り方なので、人目を気にする人はコースや時間帯を工夫する必要がありそうだ。乳酸が出ない限界を上げていけば自然にスピードアップしてもいいので、とにかく続けて速く走っても大丈夫にするしかない。
一方のステップ。
ステップの理想の高さは約20センチ。本のサイズ(新書)とほぼ同じ、と書かれていた。わざわざステップを買わなくても、家の中の段差や玄関などを使うとよい、とあった。
我が家は階段もなければ玄関もバリアフリー、さて困ったと思ったら、庭に下りるところに2段ほどある。新書を持って測ってみたら、ちょうどいい高さだった。
足の上げ下ろしにちょっとしたルールがあり、はじめはこれを覚えるのに一苦労。これじゃ脳トレだ、と思ったがだんだん慣れてきた。テレビを見ながらや本を読みながらでもできる、とあったが、20センチの段差を足元を見ずに上り下りするのはちょっと怖そうだ。
これは我が家の環境の問題だが、庭で家の方に向かって黙々と上り下りしている所をご近所さんに見られたら、と思うとこれも落ち着かない。しかも、外だからひどい雨の時もできないし、これからの季節は寒そうだ。
本では朝起き抜けにパジャマのまま5〜10分やるなど、1日に合計15分やればいい(スタート時)と書いてあったが、この環境ではまずむずかしい。
私の場合はこれを続けるなら、踏み台を買った方が確実かもしれない。
どちらも体への負担は少ないので、工夫すれば続けられそうだ。