毎日「ゴキゲン♪」の法則

自分を成長させる読書日記。今の関心は習慣化、生産性、手帳・ノート術です。

英語やるなら3本線ノート☆☆☆

シリーズのうち読むのが最後になってしまったが、3本線ノートを英語学習にどう使うか、に特化した本だ。こちらも社会人向けなので、即使える内容になっている。英語学習がマイブームになっている私にはとてもタイミングよく読めた。


「3本線ノート」の基本は同じで、大学ノートに3本線を引くだけだが、具体例が豊富なのですぐに試せる。ノートの使い方だけではなく、効率のよい勉強法と合わせて紹介されているのも、何かと忙しい社会人には助かると思う。

中でも、ディクテーションノートとしての使い方や、TOEICの勉強ノートの作り方はとても参考になった。
それほど勉強勉強したくない人には、英語日記やスクラップブックの作り方なども載っているので、楽しく英語に親しめるはず。

この本はフルカラー、横書きでイラストも多いので、気軽に読める。なのに内容はとても充実している。一番あとに出ただけあって、シリーズ最高かもしれない。同じような内容の本なのに、作り方によってこんなに印象が違うのか、と興味深かった*1
英語に特化した本だが、他の語学にも応用可能だと思う。

1回作れば苦手なポイントや復習すべきことがまとめられ、結果が蓄積できる3本線ノート。
効率よく勉強したい方は必読です。
私のアクション:ディクテーションノートを作る
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以下は私のメモなので、興味のある方はどうぞ。

3本線ノートが有効な理由(P35)

1.忙しい社会人でも役立つノートを簡単に作ることができる
2.苦手な部分は何か明確になる
3.自分にとって必要な英語が明確になり、効率的に勉強できる
4.復習しやすいので、すぐに効果が上がる
5.効果が目で見え、モチベーションが高まる

[ディクテーション]リスニングの聞き取れなかった原因を確認(P120)

1.その単語や語句自体を知らなかった
2.スペリングを間違えて覚えていた
3.意味を知っているのにもかかわらず、聞き取れなかった

「知っているのに聞き取れなかった」ところが特に重要的に練習すべきポイントになる。

TOEIC学習は2ステップで(P127)

まずは、TOEICに必要な知識をしっかりと身につけていく。制限時間などは気にせず、知らなかったことや覚えるべきことをテキストから抽出し、身につけることをまずやる。
充分な実力がついてから、TOEICのスピードに慣れるために制限時間内に解く練習をする。

参考書のレベルを下げる(P131)

多くの方が自分の力よりもかなり高いレベルの参考書を求める。
…テキストをパッと見て、7〜8割程度わかるもの、実際に問題を解いて6〜7割程度正解するものを選ぶと、勉強がスムーズに進むことが多い。

英語学習のポイント「最初に覚えておけば、自然にできる」(P155)

…いくら問題を解いたとしても、「覚える」ことをしない限り絶対に「できる」という段階には到達しないということ。
(中略)
実際のスケジュールの作成においては、問題練習:暗記=2:8くらいの時間配分で計画を立てる。特に、英語学習を始めたばかりの場合には、この比率が守れるように計画を立てるとよい。

*1:「実戦活用術」は全体に地味すぎて、3本線ノートのよさが伝わりにくい気がしました