先日読んだ『読書力』と一緒に読むといいかなと思い、同時に借りた。齋藤先生が選んだ50冊を紹介したシンプルな作りの本だ。
最初は「なんだ、それだけか」と思ったが、読んでみると意外によかった。
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最初に種明かしをしてしまうと、実はこの50冊は『読書力』の巻末リストとかなり重なっている*1。
この本出てたよね、と思いながら読むと、リストを見ただけでは食指が動かなかった本が、面白いポイントをしっかり説明してくれているので読んでみたくなるのだ。
リストだと説明はあっても1行。どういう内容か想像するしかなかったものが、“こういう理由で読んでみてほしい”と書いてあると素直に納得できる*2。
あとがきには
本書で紹介する五〇冊の本は、どれも心を揺さぶり、人間の器を大きくする力がみなぎっています(P301)。
とある。熱い本が多そうだ。
時々は新しい風を入れないと、自分が読みたい本のジャンルや傾向か固まってしまいがち。
たまにはこんな本でジャンルを広げてみるのもよさそうだ。読みたい本がまた増えてしまった。
※私のブクログに登録してあるので、興味のある方はご覧ください。→http://booklog.jp/users/yasuko659
右の「おすすめ本リスト」を選択し、左下のタグ「絶対感動本50」をクリックしてください。併せて読みたいという本も一緒に登録したので、実際には50冊以上あります。
私のアクション:絵本「ギルガメシュ王」3部作を読んでみる
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