書評メルマガ1日1冊で昨年末に紹介されていた本。気になって調べてみたら図書館にはなく、アマゾンでもマーケットプレイスのみの取り扱い。
昨年後半に思いがけず人生の岐路に立ってしまい*1、今後のことを考えなければならない私には必要な本だと思い、エイヤッといきなり購入した。
それだけの価値のある本だった。
1日1冊の紹介記事はこちら
本の構成はとてもシンプル。前半は、「本当の目標を見つけることがなぜ必要か」という解説、後半は、「本当の目標を見つけるための質問集」*2だ。
前半をひと言で要約すると、
「成功できるかどうかは『これだっ!』という本当の目標を見つけられるかどうかで決まる」
ただそれだけだ。
成功法則について研究を進めるうち、成功者はみんな本当の目標を見つけた人であることがわかってきたそうだ。自分が心から望むものが何なのか、わかっていなければいくらがんばっても成功にはたどり着けない。
一見「そんなバカな」と思うが、よく考えればわかる。
小学校の卒業文集に将来の自分の姿を書き、それを叶えた人はたくさんいる*3。小学生の時に決まっていなくても、明確な目標があればイメージもできるし、それに向かって努力もできる。
ただ、多くの人は「それがわかれば苦労しないよ」と思う。自分の本当の目標が何なのかはなかなかわかりにくいからだ。
そこで、この本の質問集が必要になる。「本当の自分をつかむ生活し作成ノート」と題されていて、生年月日や出生地から始まって
本当に自分史を書くような質問が並んでいる。
こんなので本当に目標が見つかるのか、と思うが、質問に答えていくうちにいろんな記憶が浮かんでくるのだそうだ。
まだやってみていないので効果は保証済み、とは言えないが、人生の計画の見直しを迫られている人には、役に立つ本だと思う。
私のアクション:472個の質問に答える