毎日「ゴキゲン♪」の法則

自分を成長させる読書日記。今の関心は習慣化、生産性、手帳・ノート術です。

仏教の基本的な考え方と瞑想が学べます☆☆☆☆

※改訂版が2011年に出ています→自分を変える気づきの瞑想法【増補改訂版】
ベストセラー『怒らないこと』の著者アルボムッレ・スマナサーラさんの本。私は以前『仏教は心の科学』という本を読んで面白かったので、何かの機会にこの本も探書リストにメモしていたようだ。
著者の他の本同様、とてもわかりやすい本だった。


瞑想というと、座禅を組んで半眼になって精神統一、と思ってしまうが、ここで紹介されている瞑想はちょっと違う。大まかにいって2種類あり、ひとつはずっと同じ言葉を唱え続ける瞑想、もうひとつは自分のしていることをひたすら実況中継する瞑想だ。
私の感じたことだが、おそらく思考からいかに離れるか、が仏教では大切なので、考えない=瞑想になるのだろう。

ひたすら言葉を唱え続ける瞑想はしばらくやってみたが、確かにその間は無駄なことを考えないですむ。ネガティブなことを考えるくらいなら、心にいい言葉をずっと唱え続けている方が沁身にいい、というのは何となく感じられた。


仏教の知識がない人でも、基本的なことはわかるようになっている。むずかしいことは何もなく、本当に説法を聞いているように自然に心にしみ込んでくるところが素晴らしい。
わざわざ座禅を組みにいくのはちょっと、という人やふだん気軽にできる心の疲れを取る方法を知りたい人にはおすすめです。
私のアクション:毎日「慈悲の瞑想」を唱える
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読書日記:『仏教は心の科学』


以下は私のメモなので、興味のある方はどうぞ。

「今」を生きれば人生は成功し、幸福になれる(P91)

私の人生が失敗か成功かは、今の、この瞬間で決まるのです。
人生を1秒に縮めて考えてみてください。「私が生きているのは今の1秒だけだよ」と。1秒くらいなら何ということもなくがんばれるでしょう。
この1秒に成功するなら、一生、成功する人生なのです。この1秒を楽しんでいると、一生を楽しめるのです。
この1秒に失敗してしまうと、次から次へと、どんな1秒も失敗していくのです。それでトータルに見ると不幸な一生になるのです。だから、今の1秒、今の瞬間だけ、がんばればいいのです。

思考を止めるチャレンジ(P92)

やり方は簡単。キーワードは「今の瞬間」。「今の瞬間」に自分が何をやっているのかということを「実況中継」するのです。実況中継を始めると、思考できなくなってしまうのです。妄想したくてもできなくなる。そういう簡単な方法なのです。

「疲れた」とは悩んでいるということ(P153)

いろいろなことを考えて、自然の流れを何とか変えてやろう、変えてやろう、とした結果なのです。それで疲れてしまうのです。
…たとえば走る場合、走る前に、2キロ走る、3キロ走ると決めてしまうでしょう。それは大変な妄想概念なのです。
2キロというのは、自分の体には関係のないことです。いわば頭の中の妄想概念です。それを何とかして達成しようと努力する、それは不自然なことですから疲れてしまうのです。
(中略)
その場合、「キロ」という目印が気になっているだけで、体のことが気になっているわけではありません。気にしてほしいのは、体の方です。走る時も、歩く時も、距離ではなく、体を見て進むことです。体を基準にして行動していると、体は疲れません。疲れは体の問題ではなく、心の問題なのです。