家族が借りてきた本。こういう本はたくさんあり、いろいろ読んでいるのでまた同じようなものかなと思ったが、読んでみたら素直にやってみたくなるいい本だった。
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著者の宮川晴代さんは、司会業をしながらヴォイスアップコーチとして声の個人指導もされている方だ。
ふだんレッスンで教えていることをほとんど本に書かれているのではないか、という充実した内容だ。
ヨガを取り入れた呼吸法など、気持ちよく声を出すことにフォーカスされている。
また、イメージングなども使ってあがり症を克服したり、意識改善もできるという。
書いてあることを試しにいくつかやってみたが、「声を出すのは体全体を使うこと」なのだ、というシンプルなことがよくわかった。小手先のテクニックではなく、続けることで声が変わり、自己評価まで変わりそうな気がした*1。
なりたい声になる方法も詳しく解説してあったが、私は「自分の声を好きになれる」というところが気に入った。みんなが福山雅治さんのような声を目指す必要はなく、自分が気持ちよく出せる声が、結局人にとっても気持ちよく聞ける声なのだそうだ。
自分の声に自信のない人は、ぜひ読んでみてください。私も買ってやってみます。
私のアクション：呼吸法で体をほぐす
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*1:これは個人の感想なので、すべての人に当てはまらないかもしれません
