毎日「ゴキゲン♪」の法則

自分を成長させる読書日記。今の関心は習慣化、生産性、手帳・ノート術です。

ひと味違う!知的で計画的なワードローブ整理術☆☆☆☆

朝、着る服に迷わないハッピー収納術
すはら ひろこ
大和書房(2008/02/21)
¥1,470
著者のすはらひろこさんはAll About「収納」のガイドを務めている方だ。以前検索でたどり着き、読み進むうちにこの本を知った。探書リストに入れたものの、地元の図書館は予約がいっぱい。それが、先日実家近くの図書館で棚にあるのを発見して喜んで借りてきた。
読んで即アマゾンで買った*1くらい、素晴らしい本だった。


タイトルは「収納術」だが、これはただの収納の本ではない。自分に合う、お気に入りのワードローブを作る本だと思う。
捨てる服と残す服の選び方や、スペースから収納できる服の数を割り出すなど、とても頭のいい人だと思ったら、すはらさんは1級建築士だった*2。収納の本でマトリックスが登場するのは初めて見たし、これから欲しい服や捨てる服を管理するのに付せんを使うなど、合理的なメソッドが好きな人にはいい本だと思う。


なかなか進んでいないが、私はこんまりさんの「ときめきお片づけ」が好きで、いい方法だと思っている。ただ、以前洋服をこんまりさん方式で片づけた時に感じたのは、「必要でもときめかない服もある」ということ。「ときめかないから処分」を徹底的にやると、極端な場合「明日から着ていく服がない!」にもなりかねない。100%お気に入りの服ばかり、というワードローブを持つ人はまずいないからだ。
その点、この本はワンイン・ワンアウト方式*3という少しずつワードローブを入れ替えていく方法が中心なので、時間はかかるがマイルドで賢明なやり方だと思う。

すはらさんは「全部この通りにする必要はありません」と書かれているが、この通り1年間やれば、かなり満足度の高いワードローブになりそうだ。
個人的には、「年に4回衣類の入れ替えをする」やり方と、おしゃれプランといういつ何をするかの年間カレンダーが特に役に立つのでは、と思う。

朝クローゼットを開けたけど着ていく服がない、衣替えをするたびに「去年は何を着ていたんだろう」とため息をついてしまう人はぜひ読んでみてください。
私のアクション:「幸せ服ノート」を作り、捨てる服をリストアップする
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※この本のメモはありません

*1:マーケットプレイスですけどね

*2:「だからか〜!」と納得してしまう私は理系コンプレックスでしょうか…

*3:ひとつ買ったらひとつ捨てる