■あな吉手帳術
長年このブログを読んでくださっている方なら、私が「手帳術」にいろいろトライしているのはご存じだと思う。
この機会に、今までどんな手帳を使ってきたか振り返ってみる。
- 夢を叶える人の手帳(藤沢優月)
- 勝間和代さんの手帳
- 陰山英男のHAPPY手帳
- 「超」整理手帳(野口悠紀夫)も
- フランクリン・プランナーにも手を出す
- 2度書き手帳術(さとうめぐみ)
- 有川真由美さんの本を参考にウィークリーシートを自作
- テンミニッツ手帳(カンミ堂)
夢を叶える人の手帳(藤沢優月)
最初に「手帳術」を意識したのは、藤沢優月さんの本がきっかけだったと思う*1。それまでは普通に手帳を買って、何となく使っていた。
藤沢さんの考え方に感激し、5年くらい「夢かな手帳」を使っていた*2。
藤沢さんの手帳術で学んだことは
- 1週間単位で予定をこなすことを考える
- 予定を詰め込みすぎない=まいにち60%の法則
- がんばりすぎない=予定に緩急をつける
- ときどき自分と対話する=灯台の時間
勝間和代さんの手帳
その後、思うところあって勝間和代さんの手帳に移行。
勝間さんの手帳で学んだことは
- 時間を資源として考える
- できるだけ「浪費」を減らし、「投資」に回す
勝間さんの手帳は翌年以降も出ていたと思うが、サイズが変わり、内容もキャリアの人向けになっていたので1年で終了。
陰山英男のHAPPY手帳
翌年、消去法で選んだのは陰山英男さんの手帳。藤沢さんの手帳にできるだけ近いものを、と選んだらしいが、正直言って忘れていた。特に得たものもなし。すみません。
詳しい経緯は下の記事にあります。
「超」整理手帳(野口悠紀夫)も
平行してトライしていたのは「超」整理手帳。A4を蛇腹式に4つに折って使う、というのが斬新だった。
- 一覧化、見える化すること
- 一元管理…すべてをA4に揃えてファイルし、持ち歩くと便利
ただし、やはり1日のスペースが小さすぎ、こまごました予定が管理できない。結局手帳が2冊になってしまうのでこちらも終了*4。
フランクリン・プランナーにも手を出す
次に試したのが「フランクリン・プランナー」。
- 人生という長いスパンで考える
- 「刃を研ぐ」という考え方=準備する時間をしっかり予定に組み込む、自分のコンディションを整える
- やるべきことに優先順位をつける
2度書き手帳術(さとうめぐみ)
その次に試したのがさとうめぐみさんの「2度書き」手帳術。
この手帳術で学んだことは
- 日々の楽しさも予定に組み込む
- やりたいことをうまくチャンクダウンし、少しずつ前進する
- やりっ放しではなく、振り返る
有川真由美さんの本を参考にウィークリーシートを自作
『「2度書き」手帳術』と前後して読んだこの本も私には役に立った。
スケジュール管理法は本全体の中で少しだが、この本で
- 付せんでうまくスケジュールを管理する
- 1週間単位で考える
について学べた。また付せんを使おう、と決意できたのはこの本のおかげだった。
テンミニッツ手帳(カンミ堂)
今年新たにトライしたのが10min.手帳。
- 動かせない予定と、動かせる予定は分けて考える
- 予定の終了時間を意識する
- がんばっても1日にこなせる量には限界がある
こうやって改めて振り返ってみると、こんなにいろいろやってたのかという驚きがあり、今の自分がいいと思う“基準”はたくさんのこういう本や経験からできているのだ、と言うことに気づく*5。
仕事も生活も考え方もスケジュールで管理したいものも人それぞれなので、すべての人に当てはまる手帳術はたぶんない。私にぴったりの方法は、最後は自分で完成させるしかないと思う。
まずはあな吉手帳術の基本をしっかりマスターし、それからカスタマイズを考えよう。
※読書日記はこちら(カラー実践版はこちら)
※詳しく知りたい方は浅倉ユキ著
『あな吉さんの人生が輝く!主婦のための手帳術』
『あな吉さんの主婦のための幸せを呼ぶ!手帳術 カラー実践版』
をご覧ください。
*1:私が買った本は2003年に出版されたもの
*2:「夢かな手帳」とは「夢をかなえる人の手帳」という名前の手帳のこと。毎年ディスカヴァー・トゥエンティワンから発売されています。2013年版はこちら→『夢をかなえる人の手帳 2013(赤)』『夢をかなえる人の手帳 2013(青)』
*4:A4四つ折りサイズは案外使い勝手がいいので、方眼ノートとToDoListは継続して使っています。革のカバーも作ったし
*5:ここでは紹介していませんが、手帳に関する本は他にもたくさん読んでいます