毎日「ゴキゲン♪」の法則

自分を成長させる読書日記。今の関心は習慣化、生産性、手帳・ノート術です。

“100均文具”の賢いカスタマイズ法☆☆☆☆

家族が借りてきた本。百均の奥深さを余すところなく教えてくれる、なかなか楽しい本だ。
いい本だな、と思ったらダイヤモンド社でベストセラーを連発している市川有人さん*1編集だった。


百均と言えばダイソーとキャンドゥが2大ショップと思っていたが、そこに台頭してきたのがセリア。
この本では、この3つのショップにある文具について最新情報を紹介してくれる。

“朝活”のテーマが文房具というその名も「文房具朝食会」と、「資格の大原」ほかさまざまな学校で教えられている多田健次さんの共著。
何より面白いのは、単なる商品紹介ではなく、その上手な使い方も教えてくれることだ。


最初の写真ページがまた魅力的。“こんなものもあるんです”から、“工夫して作れます”まですごい品々がずらりと並んでいるのだ。
最近よくお世話になる「マスキングテープ」の保存法も驚いた。ブックエンド+ペットボトルの蓋+マグネットで並べたり、伝票差しの針に通したり、木箱に並べてテープカッターにしたり。どれも百均商品だけか、リサイクルで手軽に使えるものばかり。
頭と百均グッズは使いようだ。

また、ラミネートシートなど、知らなければ探せない掘り出しものも多く登場する。こんなものあるの?と驚く商品が百均にはたくさんあるのだ*2
一般に売られているものも実は百均に売っていたりするので、まず試しに百均で買ってみる、というのもいいそうだ。耐久性などに難がある場合もあるので、使い心地が気に入れば本製品を買えばいい。


この本のもうひとつの特徴は、多田さんが百均グッズを使ったさまざまな勉強法を提案してくれていることだ。この辺は榎本勝仁さんの本に似ているかもしれない。
小学生だけでなく、大人も文房具にちょっとした工夫を加えるだけでモチベーションが長持ちするという。

無目的に百均に行っても、いつも買っているものだけリピート、になりがち。
この本があれば、百均に行く楽しみが何倍にもアップしそう。
ただし、百均は商品がすぐ廃盤になることも多い。今年7月末に出た本なので、興味のある方は旬のうちにどうぞ。
私のアクション:マスキングテープをマグネットで貼れるようにする
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※この本のメモはありません

*1:奥野宣之さんの「100円ノート」3部作を世に送り出した方です。100円がキーワードではなく、モレスキン本も手がけられています

*2:個人的に最も受けたのは、俗に「ダイスキン」と呼ばれる、ダイソーモレスキンそっくりノート