毎日「ゴキゲン♪」の法則

自分を成長させる読書日記。今の関心は習慣化、生産性、手帳・ノート術です。

ハッピーなお金の使い方とは?

■○×式お金のお片づけ
ここしばらく、ノートにレシートを貼って○×をつける、というのをやっている。
ただ単にムダ遣いをしたかどうかで判断するなら簡単だが、○×式*1は節約術ではない。“ハッピーなお金の使い方を身につける”のが目的であります。
なので、○×の基準はひとりひとり違う。今のところスーパーで食品を買う以外にあまり財布を出す機会がなく、ヤケ買い*2も衝動買いも大人買いも発生しにくいので、今ひとつハッピーなお金かどうかの基準がつかみにくい。
強いていえば「お金のパフォーマンスを最大に引き出す使い方」だろうか。たとえば、3千円使うなら、「これで3千円?価値があるね〜」と言える使い方をしないとお金に申し訳ない、と思う。


先日、その基準をどうするの、と判断を迫られることがあった。
久しぶりに、コンサートに行った。10代の頃夢中になったバンドの再結成ライブ。私がファンになった頃にはすでにアルバムがたくさん出ていた。全部揃えたと思っていたのに、廃盤作品が復刻再発売になりました、という告知ポスターの中に、「あ、あれは聴いたことがない」と思うものが2枚あった。
さらに、これ欲しかったのよ!というレアな選曲のベストアルバムが新しく出ていた。
復刻盤は1枚2,100円、ベストが3,150円。
ふだん、100円以下の甘いものをつい買ってしまい、レシートに×をつけている人間にとってはとんでもない額であります。
しかし、私は躊躇せず3枚つかんで即購入。なぜなら、コンサートがものすごく楽しかったから。
この気持ちが家で思い出せるなら、7千円以上払っても充分価値がある、と思って決断した。


この大バクチ、成功したと思っている。毎日聴いて、おかげで機嫌よく過ごせているからだ。
まあ、“お金を出して買ったんだから、ちゃんと聴こう”という気持ちも働いているが、動機が何でも、投資したもので自分がハッピーになるのは気分がいい。いいことにお金を使えた、と思える。

著者の野呂さんによれば、何でもかんでもケチケチしすぎると反動でどーんと使いたくなってしまうので、どれかひとつは制限せずに使う、というものを決めておくといいそうだ。私にとってそれは音楽なのかもしれない。
※読書日記はこちら
※詳しく知りたい方は野呂エイシロウ著
毎日○×チェックするだけ!なぜかお金が貯まる手帳術
をご覧ください。

*1:と私が勝手に命名しました

*2:ないですか?ええい、ヤケクソだぁと思って買うもの。今日はむしゃくしゃするから口紅を買って帰ろうとか、20代の時にはありました…