毎日「ゴキゲン♪」の法則

自分を成長させる読書日記。今の関心は習慣化、生産性、手帳・ノート術です。

夜を味方につけてハッピーになろう☆☆☆☆

 

夜を変えれば奇跡がどんどん降ってくる

夜を変えれば奇跡がどんどん降ってくる

 

 ※文庫版あり→『夜を変えれば奇跡がどんどん降ってくる! (だいわ文庫)

 ※Kindle版はありません

 

 

先に読んだ『直感を磨けば何でもスイスイうまくいく!』が面白かったので、図書館で借りて読んでみた。
この本も気軽に読めて役に立つ、いい本だった。また付せんだらけにしてしまった。

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この本で伝えていることは、「夜の過ごし方を変えれば、潜在意識を味方につけてハッピーになれる」というもの。
具体的には

この本では、寝る前にポジティブなメッセージを徹底的に刷り込むために、

  • 自分に自信をつけるコツ
  • 早く帰りたくなるような居心地のいい部屋づくり
  • 帰宅後の有意義な過ごし方

をたくさんご紹介しています(P4)。

この本も『直感を磨けば何でもスイスイうまくいく!』と同様、かわいいイラストやピンクの色使いといった若い女性向けになっている。そのため、一番のテーマは「ベストパートナーと巡り合う方法」。
だが、「今はパートナーはいいや」とか「間に合ってます」という人にも役に立つことがたくさんある。

 

私が一番面白く感じたのは、一般的には「引き寄せの法則」と呼ばれているものを、著者は「こだまの法則」と呼んでいること。

よく「思ったことは現実になる」といわれますが、これは宇宙に存在する「こだまの法則」のこと。
私たちが思っていることは、見えないエネルギーの波となって宇宙全体に広がっている。願いを受け取った宇宙は、まるでこだまのように、その思いを何十倍、何百倍にもして私たちに返してくれるのです。
(中略)
ポジティブな思いを抱けば、うれしい出来事ばかりを運んできてくれますし、ネガティブな思いを抱けば、悪い出来事ばかりが起こります。まさに、「思ったことは現実になる」――これこそが、こだまの法則なのです(P22)。

なるほど、これならイメージしやすい。

 

こんな風に、とてもわかりやすく説明してくれているので、すんなり頭に入ってくる。
「ここに気をつけるだけで、こんなに変わるんだ」という具体例もたくさんあり、簡単なことが多いので、すぐにやってみることもできる。
さらに、やはり「部屋の状態が潜在意識に与える影響はとても大きい」そうなので、その意味でも片づけようと思った…。

何だかうまく行かない、切り替えるきっかけが欲しい、という方はぜひ読んでみてください。
私のアクション:寝る前、朝起きた直後に考えることをできるだけ前向きな明るいものにする 
関連記事
読書日記:『直感を磨けば何でもスイスイうまくいく!』


以下は私のメモなので、興味のある方はどうぞ。※メモに関してこちらをご覧ください

「現実世界」と「精神世界」の違い(P17)

「現実世界」とは、視覚、聴覚、味覚、嗅覚、触覚の五感に支配された世界。この世界では、私たちは「おいしい」とか「いい香り」など五感を通して脳に送られた情報のみを現実と信じるので、実際に自分で感じられないものは、そう簡単に信じることができない。
潜在意識が働く精神世界には五感が存在しない。実際に見たり、聞いたり、肌で感じることができない世界だから、逆に言うと、制限するものは何もないので、あなたの信じたことがそのまま現実になると思ってよい。

切り替えられるかどうかは、仕事から帰ってきてから寝るまでの時間を、いかに自分のために有意義に使うかにかかっている(P31)

悪夢は心のデトックスと思おう(P44)

その日にあったよくない出来事や、以前、潜在意識に刷り込まれたネガティブなメッセージがゴミとなって出て行く、とイメージするとよい。
悪夢を見た時は「ネガティブな心のゴミがなくなって、スッキリした!」と考えよう。

自信をつけるコツは「今」に焦点を当てること(P64)

後悔したり悲観したりするということは、もう変えることができない過去を一生懸命に変えようとしたり、まだ定まっていない未来を何とか定めようとしているのと同じこと。
過去や未来は私たちの力ではどうすることもできない。

これからは、自分の力で思い通りに変えられる「今」に焦点を当てよう。
この「状況を変えられる」ということが、私たちに最高の自信を与えてくれる。
努力しても今すぐ変えられないことにぶつかると無力感を感じるが、逆に自分の力で何とか状況を変えられると思うと、それが自信につながる。

「不安リスト」で心のデトックス(P69)

あなたにとっての不安とは何か、たとえどんなに小さな不安でもかまわないので、片っぱしから1枚の紙に書き出す。
次に「不安のレベル」を決める。最高に不安だと思うことをA、いつも感じる不安をB、ちょっと気になる程度の不安をCとする。
こうして不安の原因がわかり、しかも最も心配していることが明確になれば解決法を考えることもできるので、安心した気持ちを取り戻せる。

ただし、寝る前は避けること。寝る前にネガティブなことを考えると、それが潜在意識に刻み込まれてしまう。
昼間がベスト。「漠然とした不安を解消するためのハッピーディ」と称して、休日にお茶でも飲みながら書き出すとよい。
不安が解消され、書き出すことでもやもやしていたものが吐き出されるので、心のデトックスになりスッキリ!

頭の中に「ネガティブ・スイッチ」「ポジティブ・スイッチ」をイメージする(P72)

イヤな出来事が頭の中に浮かんだ時は、ネガティブ・スイッチを切って、ポジティブ・スイッチに切り替える。

どんな時も、「がんばっている私って、すごい!」と自分をほめる(P76)

すると、自然にポジティブなエネルギーが湧いてくるので、もっとがんばれるようになる。
宇宙にもポジティブな波動が届くので、「がんばっているから、いい結果をあげましょう」と、うれしい奇跡を返してくれるようになる。

いいことがあった時は、それを意識的に思い出すクセをつける(P78)

心配事は逃げていかないから考えなくて大丈夫!(P78)

いいことは意識的に考えないと逃げていってしまうので、いつも思い出す習慣を身につけよう。

幸運も、二度あることは三度ある(P79)

…悪いことが起こった場合によく使われるが、実はいいことが起こった時も同じ。
…いいことが起こり続けると、「こんなにいいことは続きっこない!」と考えてしまいがち。でも、そう思っていると、宇宙は「それなら、いいことは続きません」と、せっかくのポジティブな流れを止めてしまう。
頭をポジティブスイッチに切り換え、「いいことが起こったんだから、もっといいこととが起こるはず」と考える。

悪いことが起こったらもっと悪いことと比べ、いいことが起こったら、さらにいいことを思い浮かべる(P80)

もし、階段から落ちて骨折してしまった時は「ツイてない」ではなく、「命が助かってよかった」と思う。
宝くじが当たるなどいいことが起こった時は「これで運を使い果たした」ではなく、「運が向いてきた!この調子で仕事もキャリアアップして収入も今の倍になるわ!」とさらにいいことを頭に思い浮かべて、この先ももっといいことが起こるイメージを植えつける。

幸せな気分を保てれば、ポジティブな波動が宇宙に果てしなく放たれるので、エネルギーがチャージされ、どんどん幸運が上書きされる(P81)

少しでもきれいにできたら「私、がんばってるね、えらいわ」と自分を認めてあげよう(P105)

すると、気持ちが満足するので、ポジティブなエネルギーで包まれるようになる。

同居の場合は、どこか1か所に自分らしいものを置くことが大切(P120)

どこか1か所だけでも自分の空間があると、私たちはとても安心する。何かイヤなことがあっても、その1か所に浸ることで平穏な気持ちを取り戻せるので、ネガティブな気持ちを引きずらずにすむ。

成功している人は、「自分の空間」「自分の時間」を徹底して重んじる(P146)

人を喜ばせるのと同じように、自分も喜ばせる(P151)

相手のためにならできても、自分のため何かするなんてできない……と考えていると、自分の価値が下がってしまう。

自分にやさしい言葉をかけて、自分を癒してあげる(P159)

ミスをした時は自分を責めてしまいがちだが、責めたところで、状況が好転するわけではない。
ネガティブな気持ちが湧いてきた時こそ、意識して自分にやさしくすることで、イヤな気分から脱することができ、ポジティブな気持ちを保つことができる。

怒りは寝る前に発散させる(P162)

自分にやさしい言葉をかけたぐらいじゃ怒りはおさまらない、という場合は、誰もいない場所で大声で文句を言う。
それがイヤな人は、手足を大きく振りながら早足で家の周りを歩いて、怒りのエネルギーを消耗してしまう。怒りのエネルギーも運動で使うエネルギーも同じ。体力を使うことで、怒りもおさまる。

「リアリティ・チェック」=事実の確認で物事を客観的にとらえる(P170)

心配事やイヤな出来事に遭遇した時は、まず落ち着いて「本当の原因は何か?」を考えてみる。
例)道で犬を散歩させている男性とぶつかり、その男性があなたにものすごい勢いで「自分の犬をいじめた!」と怒り出した。

実際に彼の犬を足で蹴っていたなら、怒鳴られてもまあ仕方ない。原因は自分が作ったから。

でも、犬にまったく触れていないのに、男性が怒鳴り始めたというのが事実だとしたら、その原因は自分ではなく相手にある。
原因が何なのか、考えるのは自分の想像力しだい。

リアリティ・チェックのよさは、物事を客観的に見られること。
一度、自分は原因を作っていないということがわかれば、相手がどんな態度をとっても、「あなたは実にいろいろな問題を抱えていますね。お気の毒さま」と思えて、それで終わってしまう。

ゴミの片づけや洗い物は夜のうちに!(P178)

家に帰ってゆっくりすると、ゴミの整理や洗い物が面倒になってしまうが、「居心地のいい部屋で気持ちよく眠るためにきれいにしよう!」と考え方を変えて、朝まで残さず夜のうちに片づけてしまおう。

晩ごはんが手抜きの時も、「晩ごはんは楽しい!」というムードを作る(P179)

宇宙は「ムード作り」を重視する。
ウキウキ、ワクワクといった楽しいムードを実際に作り出す方が、強力なポジティブ波動を潜在意識にインプットできる。