毎日「ゴキゲン♪」の法則

自分を成長させる読書日記。今の関心は習慣化、生産性、手帳・ノート術です。

“Time is life”を思い出す本☆☆☆

今年の初め、たまたま新刊案内のサイトで見かけた本。
タイトルの強さに衝撃を受け、どんな本なのか読んでみたいと思い、図書館で借りてみた。


◆目次◆
Prologue 1分遅刻は、相手の命を軽く見た証拠。
Part 1 君にはもうそんなことをしている時間は、1秒もない
Part 2 君にはもうそんなことをしている時間は、1分もない
Part 3 君にはもうそんなことをしている時間は、1時間もない
Part 4 君にはもうそんなことをしている時間は、1日もない
Part 5 君にはもうそんなことをしている時間は、1月もない
Part 6 君にはもうそんなことをしている時間は、1年もない
Part 7 君にはもうそんなことをしている時間は、残されていない

著者の千田琢哉さんのお名前は初めて知ったが、若い人向けにたくさん本を書いている人のようだ。
タイトルだけで借りたので、どんな本か予想もつかなかったが、パッと見た印象は「新手の中谷彰宏か」だった*1

さらっと読めそうだったので、久しぶりに10分間リーディングにトライ*2
この本の中にも「買った本はすべて読まない」という項目があったので、さっとポイントをつかめる作りにしてあるのだろう。

目次を見ればわかるように、さまざまな単位の時間を無駄にしないための考え方が全部で70紹介されている。
当たり前のことも多いが、改めて気をつけよう、と思えることもたくさんあった。
人生で一番貴重な資源が時間なのだ、ということを思い出させてくれる。


また、この本には隠れたテーマがあった。最後は「自分のgiftedを磨き続けることが幸せのコツ」。

giftedとは天から授かった贈り物のことだ。
(中略)
本書では、あなたのgiftedは何かを思い出すヒントを述べてきた(P238-9)。

そう、この本を読めばあなたが授かった才能が何なのか、探せるようになっているのだ。

“勇気を出して人と違うことをやろう”と繰り返し説く、ある意味攻撃的な本。
若い人はもちろん、刺激がほしい人はぜひ読んでみてください。
私のアクション:睡魔とは戦わない

以下は私のメモなので、興味のある方はどうぞ。※メモに関してこちらをご覧ください。

好きか嫌いか、いちいち迷わない(P18)

好きなことは考えるものではなく、感じるものだからだ。
考え込むと時間がかかるが、感じるのはゼロ秒だ。

好き嫌いに素直に従うと、大好きな人だけに囲まれる人生になる(P20)

ふて腐れるのは1分以内で(P54)

ふて腐れるならトイレの個室など、誰もいない場所がいい。
そして1分以内にふて腐れることから脱出するための、自分の儀式をもっておく。
お気に入りの本、スカッとする音楽のサビ、大好物のおやつなど、自分だけの秘密兵器を持とう。

眠くなったら眠る以外に方法はない(P66)

眠くなったら直ちに熟睡し、スカッとした頭で勉強や仕事をしよう。

眠いのにやっていると目が冴えてくることが、あなたの適性(P67)

悪口が始まったら、抜け出してお手洗い(P74)

決断は必ず1分以内に行うと決めておく(P78)

迷えば迷うほど、やらないことになると相場は決まっている。
1分経過したら現状維持=やらない。

提出物は前倒しで仕上げる(P133)

「明日までに」と言われたら、本日中に提出することだ。
「今週金曜までに」と言われたら、木曜までに。
メールの場合は、前日の日付になっていることが最低条件。

たったこれだけのことを習慣化するだけで、競争率はガクンと低くなる。

お金よりも我慢から脱出して楽しい人生を送ることの方がずっと大切(P143)

スケジュールがいっぱいなのは、貧乏の証(P150)

ゆったりと考える時間がなくては、お金持ちになれるはずがない。
スケジュールがゆったりとしているからこそ、成功し続けるのだ。
「いつでもどうぞ」と言えるようになれば、継続的な成功者だ。

生理的に合わないことは、あなたの遺伝子がそれを避けようとしてくれている(P214)

*1:失礼な言い方に聞こえたらすみません。中谷さん、けっこう好きで何冊か手元にあります

*2:結果は12分ほどかかりました