毎日「ゴキゲン♪」の法則

自分を成長させる読書日記。今の関心は習慣化、生産性、手帳・ノート術です。

成長し続けるために必要なこと☆☆☆☆

自分が変わるための15の成長戦略: 人は何のために生きるのか、働くのか
ジョン・C. マクスウェル
三笠書房(2013/9/4)
¥ 1,575

実家に帰る直前に家族が借りてきた本。
以前同じの著書の『「戦う自分」をつくる13の成功戦略』を読んで感銘を受けたので「読みたい!」と思ったが、さすがに整読ですませるのはもったいなくて断念。
幸い、実家近くの図書館にもあったので借りて読んでみた。やっぱりいい本だった。


◆目次◆
監訳者まえがき
プロローグ
1「計画」を立てる―自分の「最高記録」を更新しているか
2「意識」を高める―「自分を知る」ことから、すべてが始まる
3「自尊心」を育てる―「セルフ・イメージ」と「成果」は比例する
4じっくりと「内省」する―行動派人間ほど「静かな時間」を大切にする
5何があっても「継続」する―「できない理由」を探すな
6「環境」を変える―「安全地帯」から一歩踏み出せ
7用意周到に「戦略」を練る―人生を有利に運ぶ「作戦」を立てる
8「逆境」に学ぶ―「飛躍」の前には力をためるときがある
9「人格」を磨く―最後に勝ち残る「本物」の条件
10「背伸び」をする―いい意味の「緊張感」を忘れるな
11思い切って「手放す」―成功のために何を犠牲にできるか
12「好奇心」を忘れない―「知的探究心」がブレイクスルーを生む
13「手本」を見つける―「メンター」がつくと加速成長できる
14可能性を「拡大」し続ける―成長か、さもなければ衰退か
15「貢献」する―自分という「小さな箱」から抜け出せ
監訳者あとがき

サブタイトルは「人は何のために生きるのか、働くのか」。著者なりの答がここにある。

監訳者は『そうか、君は課長になったのか。』などで知られる佐々木常夫さん。『「戦う自分」をつくる13の成功戦略』の監訳者・渡邉美樹さんと同様、やはりこの本を推すことばにとても説得力があった。「まえがき」にあったが、佐々木さんの信念とこの本に書かれていたことはほとんど同じだったのだそうだ。さらに、15個全部を一度にやろうとするのではなく、多くても3つに絞ることを勧めていた。

内容は目次を見ればわかる通り、オーソドックスだが非常に幅広く、バランスがよい。
どんな人でも、たとえば現在成功のステージにいる人でも、気づくところがあると思う。
『「戦う自分」をつくる13の成功戦略』でも「読むとやる気が出る」と感じたが、その効果はさらにパワーアップしていると思う。モチベーションの“燃料くべ”*1によさそう。
――もっとも、著者はモチベーションを頼るな、と書いている。つべこべ言わずに取りかかれ、やるうちにやる気が出てくるのだ*2ということばのおかげでこのブログも書けているくらいだ。かなりの即効性があると思う。


たくさんの金言・名言が取り入れられているのも、この本の魅力。また、著者はどうやってこんなにたくさんの引用ができるのかも、“仕組みを作る”というところで種明かししている。


私が一番印象に残ったのは、“自分の可能性を発揮するには、まず成長しなければならない”という言葉。可能性は探さなければわからないと思っていたが、先に成長することで可能性が見えてくるだけでなく、どんどん広がるのだそうだ。そういう視点は持ったことがなかったので新鮮だった。
また、メンターについて書かれた『13「手本」を見つける』は、メンターをどう見つけるのか、どんな風に学べばいいのかが端的にわかり、いいヒントがもらえた。また、コーチングする側、これから人を指導する立場の人にも役に立つと思う。

成功法則や自己実現の本はずいぶん読んできた方だと思うが、この本1冊で、かなりのことを学べると思う。何より「すぐ実行してみよう」という気持ちになるところが素晴らしい。
読んだり考えたりは好きだけど、行動が伴わないという人には特におすすめです。
実は『戦う自分」をつくる13の成功戦略』を長い間“買いたい本リスト”に入れたままだったのだが、成功より成長の方がよりよい人生になりそうだ。私もこの本を買います!
私のアクション:「方向転換宣言」を作り、毎日読む

関連記事
読書日記:『「戦う自分」をつくる13の成功戦略』


以下は私のメモなので、興味のある方はどうぞ。※メモに関してこちらをご覧ください。

最善の方法を見つけるには、まず始めなければならない(P32)

W・クレメント・ストーンの「やるなら今」(P38)

セミナーで著者が聞いたこと
朝目覚めて、ベッドから出る時に「やるなら今」と50回言いなさい。1日が終わって、眠る前に「やるなら今」と50回言いなさい。

才能を発揮するには、己を知ることだ(P51)

そして自分がいったい何者なのかを知るには、成長しなければならない。では、どうすればいいのか。成長しながら、自分自身を探求すればいい。

カール・ユングのことば(P59)

「自分の心の中をのぞき込んで初めて、ビジョンが明確になる。心の外を見る人は夢を見ている。心の中を見る人は覚醒する」

メンターに効果を実感させる態度とは(P64)

前回、私は○○について質問しました。
教えていただいたことは○○です。
私は○○を実践しました。
今日は次の質問をしてもいいですか。

他人があなたのことをどう思っているか、あまり気にしない方がいい(P73)

それよりも、「自分で自分をどう思うか」の方が大切だ。

自己限定的な考えを打ち破り、活力をもたらす考え方に変えるための4つの提案(P76)

※『絶対に成功を呼ぶ25の法則』(ジャック・キャンフィールド著)より
・「自分を制限する考え方」を明確にする。
・そのような考え方がどのように自分を制限しているかを明確にする。
・自分はどうなりたいか、どのように行動したいか、どのように感じたいかを決める。
・新たにあり方、行動の仕方、感じ方を確認する「方向転換宣言」を書く。
一度この4つを実行し、毎日のように「方向転換宣言」を反復し、自己限定的な考え方が変わるまで続けるといい。

自分の心に嘘をつくことは、人としての品格を傷つけ、自尊心を損なう(P78)

“消化時間”を持つことで「学びの質」が深くなる(P87)

一休みすると、リフレッシュできる。それと同じように、成長したいと切望している人は、内省することでリフレッシュできる。立ち止まってひと息入れると、成長があなたに追いついてくる。

正しく分析できた経験だけが、よい教師になれる(P88)

ただ経験しただけでは最高の教師にはならない。

あなたが成長しなければならないのは、あなたの可能性を引き出すため(P102)

そのためには、立ち止まり、自問自答しながら日ごとに成長していかなければならない。

著者が考えた「理想の成長環境」(P123)

他の人が自分より先を行っている環境
絶えず試練が待ち構えている状況
常に前向きである
安全地帯から一歩踏み出すことがよくある
ワクワクして目覚める

マザー・テレサのことば(P128)

「昨日は過ぎ去った。明日はまだ来ていない。私たちにあるのは今日だけ。では始めましょう」

アルバート・F・ジェフリーのことば(P130)

「自分の人生の主導権を握れば、他人や社会の許可を得る必要はない。他人に許可を求めるとは、あなたの人生の拒否権をその人に与えることを意味する」

著者のファイリングの仕組み(P140)

感動する物語、名言、記事…を見つけたら、まず切り抜き、上の余白にファイルすべきテーマを書き込み、アシスタントに渡す。
本を読んでいて、これはという名言やストーリーを見つけたら、その箇所に印をつけ、ファイルするべきテーマを書き、表紙の裏にページ数を書いておく。本を読み終わったら、アシスタントに渡し、指定した箇所をコピーさせ、「引用」のファイルに入れておいてもらう。

ウィリアム・マズローのことば(P179)

「自分に備わっている能力を発揮する気のない人は、不幸な一生を送ることになる」

「安全地帯」から出てみる(P179)

現状に甘んじていながら、どうも自分の人生は思い通りにいかないと悩むぐらいなら、勇気を持って安全地帯の外に一歩を踏み出し、平凡な考え方と決別すること。そうしない限り、底力を発揮できないことに気づくべきだ。

アルベルト・シュヴァイツァーのことば(P203)

「成功するための大切な秘訣は、決して自分を消耗させないことだ」

自分を消耗させないために心がけること(P203)

・がむしゃらに働くのではなく、賢く働くために仕事を人に任せる。
・一番うまくできることをやり、他はやらない。
・スケジュールは自分で決める。さもないと、他の人に振り回される。
・好きなことをやれば、エネルギーが湧く。
・気の合う人と一緒に働けば、エネルギーを消耗しないで済む。

ファインマンさんのことば(P227)

これからは好きな時に、これは重要かどうかと頭を悩ませることなく、遊びながら物理をやっていこうと思った。
→好きなことをやった結果がノーベル物理学賞

「何が効果的か」を考える(P251)

・何をやらなければならないのか。
・最も大きな成果が期待できるのは何か。
・最も大きな恩恵が得られるのは何か。

たくさんの選択肢を考えた結果、著者が学んだこと(P254)

・物事を成功させる方法はひとつではない。
・独創性と適応性があれば、何らかの成果を出せる可能性は高くなる。
・意志のある行動は可能性を生み出す。
・失敗や挫折は、物事を学ぶための素晴らしいツールである。
・未来を知ることはむずかしい。未来を制御することは不可能である。
・今日を知ることは不可欠である。今日を制御することは可能である。
・成功は絶え間ない調整を伴う継続的な行動の結果である。

「自信を持って、自分の夢を目指して進む」=「大切なことを毎日続けること」(P260)

人として成長を遂げると、他の人たちのために「扉」を開けられるようになる(P265)

つまり、「人の役に立つ人間」になれるのだ。

人は、自分にないものを誰かに与えられない(P265)

まずは自分自身が夢や理想を実現するから、あとに続く他の人たちにその知恵を伝え、彼らの価値を高められるのだ。

*1:このことばは、作家・新井素子さんが執筆にかかる前に本を読むことをそう呼んでいたと知って以来、使わせてもらっています。一般的には“点火剤”みたいな意味でしょうか

*2:表現は本の通りではありません。実際はもっとマイルドな言い回しです