毎日「ゴキゲン♪」の法則

自分を成長させる読書日記。今の関心は習慣化、生産性、手帳・ノート術です。

「自分軸」と「時間軸」でモノを厳選☆☆☆☆

見てわかる、「断捨離」 (マガジンハウスムック)
監修:やましたひでこ
マガジンハウス(マガジンハウスムック)(2011/05/31)
¥ 680
断捨離のことはもちろん聞いて知っていた。でも、今まではずっと避けて通ってきた。
何度か“非常に厳しい、恐ろしいものだ”と聞いたからだ*1。自分の中の勝手なイメージだが、捨てたくない、手放せないモノでも鬼の形相で「捨てなさい!」と言われそうな気がしていたのだ。

でも、そのイメージが変わったのは先月。


◆目次◆
槇村さとるの断捨離日記
5分でわかる、断捨離のメカニズム。
対談 やましたひでこ×槇村さとる
はじめての断捨離・実例集。
あなたの断捨離必要度をチェック!
もう迷わずにすむ判別法×4
こんな所もプチ断捨離ですっきり!
初心者はまずココを片づけよう!
断捨離アンケート
片づけられない女の片づけられない理由。
思い出が詰まったモノはどうする?
私たち、断捨離で人生変わりました。
(中略)
モノの命を全うさせるために、私たちができること。
断捨離ミニ検定
編集後記

※ムック本のため章立てがありません。目次だけだと雑然とした印象ですが、実際は写真・イラストなどを多用した、とてもわかりやすい本です

たまたま実家で、朝日新聞(土曜版be)掲載のやましたひでこさんの人生を振り返る連載記事(順風逆風・全3回)を読んだからだ。
講演会後の質疑応答の内容が載っていた(以下、手元に記事がないので内容はうろ覚えです)。
ある女性が、「30代の頃の給与明細が捨てられません」と訴えた。その人にとって、その時代が自分の人生で最も輝いていた時期だから。
私はてっきり「それでも捨てるんです!」的な強い言葉が返ってくるのかと思ったが、まったく違っていた。

やましたさんは「捨てなくてもいいんじゃない?」と答えていたのだ。
「今は捨てられなくても、いつか捨てられる時が来るから」と。
――それで、「あれ、断捨離って私が考えているのと違うのかも」と思い、自宅に戻ってから地元の図書館で断捨離の本を借りてみた。
断捨離の本はたくさんあるが、人気があってどれも予約待ちの数がすごい。とりあえずすぐ借りられそうなものを、と選んだのが「公式ビジュアルムック」であるこの本ともう1冊だった。


断捨離とは、

心の執着を手放すためのヨガの行法哲学「断行・捨行・離行」を、クラター・コンサルタントのやましたひでこさんが、日常に落とし込み、住まいと心の片づけ術として、応用提唱したもの(P8)。

が定義。

簡単に言えば、今の自分に必要なものだけを残す。それ以外のモノは手放し、身も心も軽く生きていくというのが断捨離のようだ。
この本を読んだ家族は「新たにモノを家に入れず、今ある不要品を捨てていけば、いつかは片づくわけだ」と納得していた。

モノが捨てられない理由には3タイプあるという。

  • 現実逃避型…めんどくさい、と思い片づけに向き合えない
  • 過去執着型…かつての幸せな時代にこだわり、捨てられない
  • 未来不安型…未来への不安に投資する。過剰なストックを持つタイプ

もちろん、ひとつだけということはなく、たいてい複合型になるらしい。

実際にどうやって仕分けするのか、どこから手をつけるのかもくわしく解説してある。
まずはもう絶対使わない・使えないモノ(壊れた家電など)から捨ててみる、よく使うスペース(洗面所や台所)から取り組む、引き出しひとつなど短時間にできる場所からやってみるといいそうだ。
また、一気にやろうと思わずに、時間がかかるものと考えた方がいいようだ。「2年くらいかかる」とあったので驚いたが、一度「全部処分した!」と思っても、自分の選択眼のレベルが上がると、また「これはもう要らない」と捨てるモノが増えてくるのだそうだ。というわけで、最終段階の「厳選レベル」に致るには時間がかかるということらしい。
もちろん、少しずつ要らないモノが減っていけば、自動的に好きなモノ率が上がるわけで、徐々に快適な状態に近づけるはず。


私が一番惹かれたのは、たくさんの体験談にあった「断捨離が進むと自分が好きになる」「精神的にラクになった」「新しい自分の方向性が見えてきた」「つき合う人のタイプが変わった」などの変化。
要らないモノがなくなると、本来の自分が見えてくるのだそうだ。
また、断捨離でモノを捨てても、すぐ元が取れるらしい。これはやってみないとわからないが、いろんな流れがよくなるということなのかもしれない。

もうずっと体調が停滞したままで、これはドラスティックにやるしかない、と何となく感じていたので、いい機会だと思い断捨離してみることにした。

この本を読んだあと、やっぱり本もちゃんと読んだ方がいいかな、と最初の本『新・片づけ術「断捨離」』を買うつもりで書店に行ったが、本にあることはこちらのムックにきちんとまとめられていた。イラストや図、写真もたくさんあるのでわかりやすい。私にはこの本で充分、と感じた。


同時に借りて読んだのはこちらの本。
運がひらける断捨離生活のススメ  レタスクラブムック  60161‐65 (レタスクラブMOOK)
何かをマスターするには、「一度に3冊、基本的な本を読むといい」とよく聞くので*2、合わせ技として読んでみた。
確かにもう1冊ではよくわからなかったことが、別の本ではくわしく解説されていてよく理解できたということが何回かあった。
ただ、同じムックタイプの本なので、どちらか1冊読むなら圧倒的に「公式ビジュアルムック」であるこちらをおすすめします*3

断捨離は私にとって言わば「最終兵器」。しばらく、真面目にやってみようと思います。
私のアクション:まず、台所の引き出しを断捨離 
関連記事
読書日記:『人生がときめく片づけの魔法』


以下は私のメモなので、興味のある方はどうぞ。
※メモに関してこちらをご覧ください。
★『見てわかる断捨離』より 12/22追記

人の世話より自分の始末が先(P33)

厳選されたモノが残る「4つのSTEP」(P36)

1.モノとして使えないゴミを処分 使える←→使えない
2.機能するけど使っていないモノを処分 使う←→使わない
3.無くても困らないモノに着手 要る←→要らない
4.最後は自分の感性でジャッジ 快←→不快

断捨離は基本的に「その都度主義」(P37)

必要になった時に用意すればいい。

パソコンも断捨離(P42)

1.文書も画像も常に“いま”のデータだけがある状態に
・よく使う文書のテンプレートは残す
・過去の書類は全部削除
・デジカメ画像は気に入った写真だけCD−ROMに移して削除
2.今の自分が聴かない音楽は削除して身軽に
PCには今聴いている音楽だけ残してCD−ROMに移す。
いまの自分に合わないと思った曲は削除。
ほとんどの曲が再び聴きたくなったら入手可能。

断捨離は「いま、この瞬間に生きる」ツール(P56)

★『運がひらける断捨離生活のススメ』より

断捨離の4段階(P27)

分別→分類→選択→厳選
たくさんのモノであふれている状態は、家の中に“知らないおじさん”がたくさん混じっているのと同じ。かつて知っていたかもしれないが、今記憶にもない人なので、面接して退去してもらう。
知っている人を捜し出す作業=分別
残すのはよく知っている人=分類
その中でも仲のよい友だちに絞る=選択
今の自分と最もいい関係の人だけを残すべく、親友だけに絞り込む=厳選

4つの要素で絞り込む(P29)

1.毎日使うモノ
2.たまにしか使わないモノ
3.ほとんど使わないモノ
4.まったく使わないモノ
要る、要らないの判断基準として、いろんなものに応用できる。
例)ハンドバッグの中身
毎日使うモノ以外は不要。さらに、まったく使わないモノは今すぐ捨てられるモノ。

断捨離は「要・適・快」(P51)

1.要とは今いるモノ
例)財布の中身
今必要な金額はいくら?常に必要か、不要かを考えて財布に入れるモノを決める。
2.適とはふさわしいモノ
時間、場所、人それぞれにある。まず「要」を考え、その次に「適」を考える。このモノは適量か、適切なところにあるのか、など。
3.快とは心地よいモノ
モノが選択され、それがまた厳選されたら、それらのモノは必ず心地よい、快適なモノのはず。
いい影響を与えてくれるモノ、心を落ち着かせてくれるモノ、持っていることでごきげんな気持ちにさせてくれるモノ。

*1:どこでそう聞いたかは記憶にありません…。身近に実践した人がいたわけでもないんですけどね

*2:正確には、違う著者、できれば学説や論調の違うタイプの本をそれぞれ読む、という意味です。なので今回はちょっと違いますね

*3:「断捨離ハウス」と呼ばれる、やましたさんの元の家で、現在はセミナーハウスとして利用されているお家の写真が載っているので、興味のある方はこちらもおすすめです。とにかくモノがない家で、こんな所で生活できるの?と思いますよ