この本も、オールカラーでカタログのように楽しめた。
◆目次◆
004 あの人の定番文房具
014 定番文具ブランドカタログ
016 PAPER ITEMS
054 手紙の道具
061 定番文具の知りたい話1 進化する『フリクション』、あなたに合う1本は?
062 WRITING ITEMS
086 カジュアルペン&デスクアイテム
094 定番文具の知りたい話2 万年筆の基礎知識
098 こだわりの東西文具ショップカタログ
文具本は大きく分けて、商品紹介メインのものと、使い方の提案がメインのものがあるが、この本は前者。目次を見てもわかる通り、カタログ的な本だ。
中でも定番に力を入れているのが新しい。“目にしたことがあるけど名前やメーカーがわからない”ものや、“使っていたけど人気定番商品とは知らなかった”ものの再発見があり、面白かった。
ふだんなかなか店頭で見られない細かい部分もきちんと解説してあり、買うかどうかの判断にも役に立つ。
もうひとつ特筆すべきなのが、ショップ紹介が東京に偏っていないこと*2。
もちろん、「上京したついでに行きたい店リスト」に書き加えるのも楽しみのひとつだが、京都や神戸、倉敷、福岡と行ってみたくなる店がたくさんあり、紹介ページを読むだけでも楽しめた。
ノートなど紙ものに比べて筆記具にはあまりこだわりのない私。正直に言って後半はちょっとだれてしまったのだが、海外文具やカワイイものまでまんべんなく網羅されているので、とてもバランスのいい1冊だと思う。
文具好きにはぜひ読んでほしい本。
私のアクション:面白そうなノートを探しに行く
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※この本のメモはありません