つい最近まで「来年は、手帳なしでいいや」と思っていた。そもそも、それほどタイトなスケジュール管理など必要ないからだ。
例年買っているマンスリー*1は早々に購入済み。
しかも、今の私には力強い相棒「たすくま」があるのだ。マンスリーで大まかな予定を確認し、日々のタスクを「たすくま」に任せれば充分だと思っていた。
ところが、急に「もしかして、手帳要るかも?」という状況になった。まだ何とも言えないのだが、再び世の中に出ていくことになったら、マンスリー&「たすくま」では無理なことだけは確か*2。
急いで候補を考えた。
去年買ってみて、結局使えずじまいのプラチナダイアリー*3(くわしくは下の関連記事をご覧ください)は、残念ながらA5サイズが発売されなくなった。A5があれば検討しようと思っていたので見送り。
そこに、ちょうど美崎さんの手帳術を読んだ。
美崎さんの『「結果を出す人」のビジネス手帳』は、去年まで何度か実際に手に取っていた。シンプルだし、全部方眼だし、いいんじゃないの?と思った。
本当は改めて見てから買いたかったが、早く使って早く慣れたいと思い、いきなり注文。『ゼロから始める手帳活用術』を図書館で借りているので、本が手元にあるうちに手帳と見比べたい、というのもあって見切り発車した。
そもそも、本に出ている手帳ページは、原則『「結果を出す人」のビジネス手帳』のフォーマットだ。だいたいの作りはわかる。
さっそくアマゾンから届いた手帳を見た。ほぼイメージどおり。
ポイントは
- 2014年10月〜2015年3月まで、マンスリー&ウィークリーページがある*4
- 使い方は別に小冊子がついている*5
- 月のインデックスや、よく使う予定(打合、飲み会など)のシールが付いている*6
- ウィークリーはバーティカルで6〜24時まで書き込める
- 市販の付せんがぴったりのサイズ
- ストローペンホルダー*7で、多色ペンも入れられるサイズ
など。
しかし、一目見て思ったのは全体の小ささ。方眼も3.64ミリで、一般的な5ミリに比べるとかなり小さい。
2013年のテンミニッツ手帳を買った時にも思ったが、これは老眼になったらかなり厳しいサイズなのではないだろうか。
「ウィークリー1日分の幅は、ポストイットがぴったりのサイズ」とあったので、深く考えずに家にあるいろんなポストイットを当てはめてみたが、収まりが悪い。
小冊子をよく読んでみたら、「25ミリ×7.5ミリ」と書いてある。うそ、これって「スリム見出しミニ」のサイズ?あな吉手帳でタスクを書いていた一番細い付せんの、さらに長さが半分のものだ。
いやいやいや、あんな小さなものに字を書こうという人はあまりいませんって。
私が持っているのは、あくまで読んでいる本の目印に貼るためで、何かを書く目的は考えたことがない。
以前、小さい(というか短い)と苦言を呈したカンミ堂の「ココフセンS」よりも短いのだ。
ポストイットの代表的なサイズ、「75ミリ×25ミリ」が、縦に貼るとウィークリー1日分の幅ぴったりだという。
ここに中長期的なタスクリストを書き込む、と美崎さんは書かれていて、実際に写真も載っていたが、あれを縦にしてタスクを書くという発想がそもそもない。
「これをああしてこうする」みたいなタスクは絶対に書けない。略語にすればいいのか、タスクをもっとチャンクダウンする必要があるのか。
「ハンズでココフセンチャージSを買う」とか、無理ですから。
小さい文字を書く練習をするのが一番早いかもしれないが、眼がいつまで持つか不安…。
あとは、カバーが本当に地味。ビジネス手帳にしか見えない。名前の通りだからいいんですが、かなり昔、年末にカレンダーと一緒に配られていた企業の手帳みたいな印象。
見た直後は「替えよう」と思ったが、多色ペンが入るペンホルダーのついたカバーは本当に珍しいので、当分はそのまま使うことに決定。
また、使ってみて感じたことは報告します。
何より、これを使い続けられる生活ができることが一番。
2014年の手帳はこれ!(1)