2014年9月1日に発売された高橋 政史 × Nakabayashiのロジカルシンクノート。
サイズはA4のみで、コピーした時に方眼が写らないブルーと、方眼もコピーされるグレーの2種類。
ブルー
グレー
私はヨドバシドットコムで購入。今見たらアマゾンもかなり値下げしていますね(ブルーのみ)。
本の中で推奨していたのは、他に
- オキナ・プロジェクトペーパーA4(A3も使うそうです)
- マルマン・ニーモシネ
- ライフ・クリッパーペーパー*1
この中では、定価で比較するとニーモシネが一番高い。私はふだんプロジェクトペーパーを愛用していて、リンクを貼ったタイプ以外にもミシン目入りのリングノートもある。こちらは、ミシン目で切るとA4サイズになる“すぐれもの”だ。
なのに、なぜわざわざロジカルシンクノートを買ったのか?それは、ただ「文具好き」の血が騒いだから、それだけ*2。
本人が監修したのだから、どの辺に工夫を凝らしたのか見てみたい、というのもあった。
ポイントは、「見出し」「ポイント」のスペースと、さまざまなフォーマットに対応できるように「目印」が方眼に入っていることだ。
一般的な方眼ノートで「3分割」しようとすると、目盛りを数えて3で割って、という手間がかかる。でも、ロジカルシンクノートなら縦・横ともに3分割用の目印があるので、簡単に線が引けるのだ。同様に、4分割の印も。
なので、マンダラノートや16分割ノートもすぐ作れる。
プロジェクトペーパーとの約50円の差を、この手間と時間を節約する費用として納得できるか、がロジカルシンクノートを使う判断基準になると思う。
ブルーの方眼がいやで、グレーを使いたい場合は自動的にロジカルシンクノート1択。
ニーモシネは近くに置いている店がなかったので、中身まで確認できなかった。すみません。なぜそんなに高いのか不明だが、レビューによれば表紙がプラスチックで丈夫なのだとか。パッと見ロジカルシンクノートも似た感じだが、こちらの表紙はごく普通の紙(表紙の内側にロジカルシンクノートの「10大特徴」がまとめてあります)。
さすがナカバヤシだけあって、紙質は上等でボールペン(水性も可)、鉛筆でもスムーズに書ける。以前超高級なツバメノートを買ったら、紙が高級すぎて滑って書きにくくて困ったのだが*3、これはふだんにガンガン使えるノートだと思う。
読書日記のところでも触れたが、このノート術をものにするには、とにかくたくさん書くしかない。ストレスなくそれを続けるために、ちょっと奮発してロジカルシンクノートを使うのもありだと思う。
私はせっかく買ったので、読書日記のためのノートを書いている。恥ずかしながら、元は小学生向けの読書感想文用フォーマット。
それでも、「あれも書きたい」「これも書きたい」とついついボリュームオーバーしてしまうのを、ノートで絞り込むことで、少しずつブログUPにかかる時間を短くできそうだ。
『図解 頭がいい人はなぜ、方眼ノートを使うのか?』には、もっと進化した読書ノートの例も出ているので、ゆくゆくはこの形で記録したい。
もうひとつ、オマケの情報を。
『図解 頭がいい人はなぜ、方眼ノートを使うのか?』に出ていた裏ワザで“A5の方眼ノートを見開きで使う”というのがあります。
A4ノートは持ち歩くのも大変だし、使っていても何となく大げさな感じが。
でも、A5のノートならさりげなく使えて、広げればちゃんとA4として機能。
方眼が左右でずれていたら見開きで使うのはむずかしくなるので、選ぶ時に確認してください。
私のおすすめはエトランジェ・ディ・コスタリカ。表紙がカラフルなタイプもありますが、シンプルなこちらは年齢・性別・場所を問わず、使いやすいと思います。
もちろん、左右の方眼はほぼ合っています(たまにずれているページもありますが、まあ許せる程度に収まっています)。これで130円。
気軽に始めたい方は、ぜひ試してみてください。