毎日「ゴキゲン♪」の法則

自分を成長させる読書日記。今の関心は習慣化、生産性、手帳・ノート術です。

いざ実践!「イエス」の確率が上がる伝え方☆☆☆☆

伝え方が9割 2
佐々木 圭一
ダイヤモンド社(2015/04/24)
¥ 1,512
ベストセラー『伝え方が9割』の続編。
よく、売れた本の後に「実践編」が出るが、この本の位置づけもそんな感じ。

自分で使うためのいろいろなノウハウが、今回もギッシリ詰め込まれている。


◆目次◆
はじめに 伝え方で、人生は変わる。本当に
第1章 完ぺきに身につける!「ノー」を「イエス」に変える技術
切り口1 相手の好きなこと 
切り口2 嫌いなこと回避
切り口3 選択の自由
切り口4 認められたい欲
切り口5 あなた限定
切り口6 チームワーク化
切り口7 感謝
「伝え方が9割・講義」実況中継1

第2章 完ぺきに身につける!「強いコトバ」をつくる技術
1「サプライズ法」
2「ギャップ法」
3「赤裸裸法」
4「リピート法」
5「クライマックス法」
●新しい3つの技術を初公開!「強いコトバ」をつくる技術
1「ナンバー法」
2「合体法」
3「頂上法」
「伝え方が9割・講義」実況中継2
おわりに 閉じていた、人生のドアを開けよう

著者は、「伝え方を変えることで人生が変わる」と前の本にも書いていたが、そうなのかな?とあまり実感がないまま読んでいた。伝え方で大きく左右されるのは、やっぱりコピーライターとか、言葉を使う仕事に限られるのでは、という気持ちもあった。

ところが、この本を読めば、どんな人でも、いろんな場面で使えるということがよくわかる。


たくさんの実例*1が挙げられていて、鉄板ネタの「デートに誘う」以外にも、夫にトイレのふたを閉めさせたり、家事に参加してもらったり、何と小さなお子さんに朝出かけるしたくをスムーズにさせることにまで使えるのだ。
みんなが嫌がる組合の会合に全員出席させたメールの殺し文句など、思わず唸ってしまうくらいすごい。


著者によれば、人は1日に平均して22回お願いをしている。伝え方を変えることですべてを「イエス」にすることはできないが、可能性は2〜3割上げられるという。1日にひとつ「イエス」に変えられたら、1年で365回も変えられることになるのだ。
そう考えれば、地道に「イエス」の回答がもらえる確率を上げる工夫も意味がありそうだ。


たくさんの実例のほか、著者が実際にセミナーや授業などでやりとりした内容を再現した「実況中継」もあり、より立体的に身につけられるようになっている。
自分で考えながら読めば、いろんな人の回答と比較してより面白く読める。さらに、最後に著者の回答が出ているので、そのすごさも味わえる。


今回も「『ノー』を『イエス』に変える技術」と「『強いコトバ』をつくる5つの技術」の2本立てだが、「『強いコトバ』を作る技術」は新たに3つ増えている。

6.ナンバー法
「伝え方が9割」のネーミングに隠された技術
例)101匹わんちゃん
7.合体法
ヒット商品、流行の現象をつくることができる技術
例)草食男子
8.頂上法
使うだけで、売上が上がる技術
例)世界一受けたい授業
※別紙にまとめられたものから引用しています

また、前の本にあった方法も含め、世間でよく知られるさまざまな実例*2で解説されているので、より印象に残る。


特別な技術と思わず、ふだんのいろんな場面で使うとまず決めてしまえば、あとは実践あるのみ。
2だけ読んでも理解できるように作られているので、まだ読んでない方はぜひこちらからどうぞ。
私のアクション:1日1回、技術のどれかを意識して伝える

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読書日記:『伝え方が9割』
※この本のメモはありません

*1:この本では「ストーリー」として紹介されています

*2:ギャップ法のところで田村亮子選手(当時)の「最高で金、最低でも金」、リピート法でジブリの「崖の上のポニョ」「となりのトトロ」の歌詞など