毎日「ゴキゲン♪」の法則

自分を成長させる読書日記。今の関心は習慣化、生産性、手帳・ノート術です。

カギは「自己責任」☆☆☆☆☆

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先日読んでいた苫米地さんの著書『15歳若返る脳の磨きかた』にタイトルが出ていて、興味を持ったので図書館で借りてみた。

内容をまったく知らずに借りたのに、最近読んでいる本と合わせ技にするとさらに何倍も面白い!と感じられる本だった。


◆目次◆
はじめに
序章 満たされない心、傷ついた心とは何か。
第1章 なぜイヤな記憶ばかりが甦るのか。
第2章 記憶とは何か。それとどうつき合っていくか。
第3章 あなたの自我があなたを不幸にする。
第4章 悲惨な体験をトラウマにしない。
第5章 うつ病は一瞬で治る!?
第6章 イヤな気持ちから自分を解放するために。

「なぜイヤなことばかり覚えていて、くり返し思い出すんだろう」というのは、ほとんどの人に共通する嘆きだろう。
しかし、これは脳科学の見地からいえば当然なのだそうだ。
それは、生き延びるために「失敗したことを記憶しておき、失敗の繰り返しを避ける」狙いがあるから。
うまく行ったことを覚えていても、脳にとってメリットはない。なので、危機管理のために「失敗したことを記憶する」しくみが発達している。

ただ、生死を分けるような危機は、現代では天変地異を除いてあまりない。そこで、そのしくみをうまく避けましょう、というのがこの本で教えてくれることだ。
しくみをよく知れば、あとは技術的なことでほぼ対応できる。


「イヤだ!」「あんな奴!」という情動はコントロールがきかず、記憶にも残りやすくなってしまう。
ここで大切なのは「前頭前野を働かせる」、つまり冷静になること。
こう書いてしまえば身もフタもないが、脳のしくみを理解することで感情をコントロールするコツがつかめる。
苫米地さんは「感情は娯楽にしてしまえばよい」と書いている。
つまり、喜怒哀楽はまるで映画でも観るように、楽しみたい時に引っ張り出せるものにできるのだ。


また、この本でも「時間は未来から過去に流れる」ことが前提になっている。
未来から流れてくることが実感できれば、過去にこだわる必要もなくなり、過去の因果から自由になれる。
この考え方を体感レベルで受け取るのはむずかしいかもしれないが、これがしっくり来るようになれば、いろんな問題が“意味のないもの”にできそうだ。


「後悔」から自由になるにも、「うつ状態」から抜け出すにも、重要なのは自己責任なのだ。
自分で選ぶことで、どんな結果でもそれがベストと受け取れるようになる。
自分で選べばドーパミンが出るし、ドーパミンが出ればセロトニンも出るようになる。
それは自己評価にも、自我にも関係してくる。
本のタイトルは「技術」だが、人生そのものを変えることだってできそうだ。


自己評価が低い人、過去に囚われて身動きできなくなっている人はぜひ読んでみてください。
※ただし、現在トラウマを抱えている人は、プロに任せて解消することをおすすめします。
私のアクション:陰口をたたかれたら、「よほどエフィカシーが低い人なんだな」と思っておしまいにする
■レベル:破 脳科学の基本知識があった方が面白く読めます
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以下は私のメモなので、興味のある方はどうぞ。※メモに関してこちらをご覧ください。