分類とは、頭の中で引っ越しの準備をしているような感覚(P42)
引っ越しも思考も、まず作業全体を俯瞰し、手順を段取る。
引っ越しが苦手な人は、分類がヘタ。
なぜスムーズに進まないかというと、まずは作業&箱の置き場のスペースを確保することを考えずに始めてしまうから。梱包の基本は、部屋という限られたスペースの中で、どうやって効率よく段ボールにものを詰めて積み上げていくか。
あとから分けようとしない、分けることを仕事にしない(P116)
あとから分けようと思うと、その作業が仕事になってしまう。その瞬間に終わらせて溜め込まないこと。手を動かして分ける時間を、わざわざ改めて取ることはない。
「処理済み」を増やせば勝手に片づく(P118)
適切なところに置いていく作業は、言い方を変えれば「処理済み案件」を増やすこと。そのクセをつけると勝手に片づく。
処理済を増やすと、何より見なくていいものが増える。これが重要。
デスクトップにフォルダが出しっぱなしの人がいるが、そのうちの多くは見なくていいもののはず。たくさんの中から、いちいち必要なものを探さなければならないのは、時間の損失。
インプット時に楽をしない(P120)
起こすアクションごとに「ひとつひとつに分ける」意識を持つ。未処理と処理済みに分ける。時間もかかるし面倒ではあるが、インプット時にがんばっておかないと、アウトプット時に楽にならない。