毎日「ゴキゲン♪」の法則

自分を成長させる読書日記。今の関心は習慣化、生産性、手帳・ノート術です。

『英語は逆から学べ!』メモ

「英語脳のつくり方」の基本メカニズム(P107)

1.発話状況を見ながら英語を聴く(海外ドラマなどを活用)
言葉は必ず状況とセットで使われる。状況込みで理解することが大切。音だけではなく、場面も含めて情報なので、ドラマがもっとも効果的。臨場感を感じることが英語脳を作る。

いわゆるソープオペラ(昼ドラ)が最適。映画と違い、何かしながら見られるようになっているので、完全に理解していなくてもストーリーがわかりやすい。

2.次を予想しながら見る
ドラマを見ながら、まず音素レベルで次の音を想像する。そして、単語のレベルで次の音を想像する。こういう作業を繰り返し、最後は次の文章を想像する。

同じドラマを何度も見ていれば、誰でも想像できるようになる。

漫然と聴くのではなく、意識して聴く(P116)

実際に聞こえてくる音に意識を持っていき、その音を聴く。そして「その音の次にどんな音が来るかな」と想像する。
この段階では覚えるというよりは、単に音韻のネットワークをトレーニングすることが大切。
この段階で文字は必要ない。日本語の字幕はもちろん、英語の字幕も見ない。

連ドラを見る時の注意点(P124)

まず第一話から最終話までを一通り見る。そして、再度、第一話から最終話というように見る。
第一話を連続で何回も見る、というやり方はしない。

ネットワークを訓練している時に、同じ刺激ばかり何度も教えるよりも、たくさんの信号を見せて、そして元に戻るようにする。固定化を途中でどんどん入れて行く方が学習しやすい。

次の音が予測できるようになったら、シャドーイング(P159)

ある程度ネットワークが活性化して次を予想することが上手になってきたら、今度は実際に声を出してみる。
DVDを見ながら、役者のあとに続いて発話してみる。
シャドーイングすることで、自分が使えるフレーズに変わってくる。

子どもが一日中1つの単語を言い続けたり、同じ音をアーとかウーとか言い続けるのと同じ。何度も何度もあとからくり返してやると英語脳のネットワークができる。