毎日「ゴキゲン♪」の法則

自分を成長させる読書日記。今の関心は習慣化、生産性、手帳・ノート術です。

まず、「自分がどんな人間か知る」ことから☆☆☆☆

メンタルが強い人がやめた13の習慣
エイミー・モーリン
講談社(2015/08/19)
¥ 1,728

※ [Kindle版] はこちら

家族が借りてきた本。
パッと見て、文字の小ささと密度に驚いて「これは無理かも…」と思ったが、内容が面白かったので、意外にするすると読めた。
なぜなら、この本は著者自身の体験から生まれたものだからだ。


◆目次◆
00メンタルの力とは? 
01「自分を哀れむ習慣」をやめる
02「自分の力を手放す習慣」をやめる
03「現状維持の習慣」をやめる
04「どうにもならないことで悩む習慣」をやめる
05「みんなにいい顔をする習慣」をやめる
06「リスクを取らない習慣」をやめる
07「過去を引きずる習慣」をやめる
08「同じ過ちを繰り返す習慣」をやめる
09「人の成功に嫉妬する習慣」をやめる
10「一度の失敗でくじける習慣」をやめる
11「孤独を恐れる習慣」をやめる
12「自分は特別だと思う習慣」をやめる
13「すぐに結果を求める習慣」をやめる

おわりに
謝辞
訳者あとがき

著者はサイコセラピスト、心理療法の専門家だ。
しかし、23歳で母を、26歳で夫を亡くすという悲劇に見舞われる。

この本は、著者自身が最愛の人を亡くし、長期的な落ち込みから回復する時、メンタルを強くするためにどんな習慣を手放してきたかをまとめたものだ。
もともとはブログに掲載したものだそうで、大きな評判を呼んだのがきっかけで出版されたという。


目次に13項目が出ている。人によってできていないこと、むずかしいことは違うはずだ。
ただ、最後の「すぐに結果を求める習慣」は、おそらく現代人に共通の習慣ではないだろうか。

この本は読んだだけですぐ変われる、というようなものではない。改善する努力が必要だ。時間もかかる、とはじめに断ってあり、ある意味誠実で現実的な本だろう。
ただ、13の習慣それぞれに、著者のクライアントがどんな風に問題に向き合って改善していったかが紹介されているので、わかりやすい。何とかなりそうな気もしてくる。


著者の考える、メンタル強化のメリットは次の通り。

メンタルの力を高める3つのメリット(P26)
1.ストレスに強くなる。
2.人生への満足度が高まる。
3.業績が上がる。
※詳細な説明は省略しています

確かに、これが手に入るならやってみたい。

本の最後に出てくるこの言葉は、著者の体験から来ているので、心を打った。

 メンタルが強いというのは、「何が起こっても大丈夫」と知っていること。私生活で深刻な問題を抱えたり、お金がなくなったり、家族が不幸に見舞われても、メンタルが強ければ、最高の備えができている。どんな運命が降りかかろうと、人生の現実に対処できるだけでなく、自分の価値観に従って生きることができる(P266)。

メンタルを強くしておくのは、あらゆる備えにつながるのだ。


13の習慣すべてに共通しているのは、自分を知ることの大切さ。自分がどんな時にダメになるのか、どういう傾向があるのかをまずつかむ。その上で、改善に取り組むのだ。

自分の持つメンタルの弱さのすべてを改善しなくても、特に気になるものをいくつか改善するだけでも、ずいぶん人生は生きやすくなるはず。

翻訳ものにしては、かなり読みやすい部類に入る*1

これから世の中は激変していくと思われるので、備えとしてメンタルを強化する(=自分らしく生きていく)のにおすめの1冊です。

私のアクション:自分が大切にしているもの・上位5つを確認する
■レベル:破 ボリュームがあるので、ある程度本を読むのに慣れている人向けです。専門用語などは少なく、読めれば理解はそれほどむずかしくありません。


以下は私のメモなので、興味のある方はどうぞ。※メモに関してこちらをご覧ください。

*1:翻訳ものが苦手な家族がスイスイ読めたそうなので、“保証付き”です