毎日「ゴキゲン♪」の法則

自分を成長させる読書日記。今の関心は習慣化、生産性、手帳・ノート術です。

『メンタルが強い人がやめた13の習慣』メモ

メンタルの力をはぐくむには、3方向からアプローチ(P22)

1.思考――根拠のない思い込みを特定し、より現実的な思考に置き換える。
2.行動――どんな状況でも、前向きな行動を取る。
3.感情――感情に支配されないよう、自分が感情の手綱を握る。

メンタルが強いことと、タフにふるまうことは違う(P23)

メンタルが強いからといって、ロボットのように感情を抑えたり、肉体的にタフに見せる必要はない。
メンタルの力とは、自分の価値観にしたがって行動できる力のことだ。

多くの人は、変化と不安を結びつけて考える(P73)

行動の変化には不安はつきものだが、人は往々にして、不安に耐える自分の力を見くびっている。

LOC(ローカス・オブ・コントロール)をバランスよく保つ(P89・99)

何に自分の支配(統制)が及び、何に及ばないかを判断するのは、それぞれの人の考え方だ。心理学では、その考え方を「LOC」と呼んでいる。
LOC(物事を支配する力)を外に置いている人は、人生は運不運に大きく左右される、と考える。だから、「なるようになる、なるようにしかならない」と考えがちだ。
一方、LOCを内に置いている人は、自分の未来を100%支配できる、と信じている。だから、人生の成功にも失敗にも、全責任を負う。今後の懐具合から、健康状態に至るまで、何もかも思い通りになる、と信じているのだ。
一般的にはLOCは内に置くのが理想的とされている。しかし、「すべてを支配できる」と信じることにもよくない面はある。
(中略)
LOCを内外にバランスよく置けば、最高の幸せが手に入る。人生をコントロールする術はたくさんあるが、自分の能力には限界がある――と理解している人は、「すべてを思い通りにできる」と信じている人よりも幸せなのだ。

思い通りにならないことを、何とかしようとがんばっているのに気づいたら(P95)

自分に問いかけてみよう。「いったい何をそんなに恐れているの?」と。
恐れを認め、理解すれば、自分で何とかできること、できないことが見えてくる。

自分の価値観を明らかにするエクササイズ(P113)

人生で大切に思っていることを5つ選んで大切な順に並べ、次に実際にその価値観に従って生きているか考えてみよう。大切なものに、どれぐらいの時間、お金、エネルギー、スキルを投じているだろう?リスト以外のモノに、多大な労力を注いでいないだろうか?
「みんなを喜ばせること」はリストのどこにあるだろう?
時々リストの順位を見直せば、人生のバランスが崩れていないか確認できる。

自分らしい人生を楽しむためには、口にする言葉や振る舞いが、信条と一致していなければならない(P119)

みんなを喜ばせようと気をもむのをやめて、自分の価値観に従って生きる勇気を持とう。

全世界をハッピーにしようと気をもまない!(P120)

他人の機嫌を取っていないか、目を光らせよう。そして、みんなをハッピーにする価値観ではなく、自分の価値観に従って人生を生きる努力をしよう。

バックミラーばかり見つめない!(P158)

四六時中バックミラーばかりのぞき込んでいたら、フロントガラスから外を見ることはできない。過去にとらわれていたのでは、未来を楽しむどころではなくなってしまう。

失敗に自分の価値を左右されてはいけない(P202)

根拠のない思い込みを、次のような現実的な言葉に置き換えよう。
・失敗はたいてい、成功への旅の一部だ。
・私は失敗に対処することができる。
・私は失敗から学ぶことができる。
・失敗とは、私は意欲的な人間であり、再挑戦できる証だ。
・私には失敗を克服する力がある。自分がそれを選べさえすれば。

持てる力を100%発揮したいなら、目の前の誘惑に耐える意志の力が必要(P259)

あとでさらによいものを手にするために、今ほしいものを先送りする能力は、成功を後押ししてくれる。