毎日「ゴキゲン♪」の法則

自分を成長させる読書日記。今の関心は習慣化、生産性、手帳・ノート術です。

『結局、「すぐやる人」がすべてを手に入れる』メモ

行動するために大切なのは「気分」(P11)

人の行動力は、モチベーションが支配しているのではない。行動力は「気分」で決まる。いくら「価値観」や「未来像」が明確であっても、「気分」が下がっていたら動けない。モチベーションが高かったとしても、気分が乗っていなければ、あらゆるやる気を失ってしまう。
(中略)
行動力を高めたければ、モチベーションだけでなく、「気分」もコントロールする必要がある。

「考える」と「悩む」は違う(P67)

悩むには
1.ネガティブな気分にひたる
2.結論を出さずに堂々巡りする
3.できない理由をとことん探す
4.他人に相談するが、アドバイスを活かさない
5.結論が出たとしても行動しない

「悩む」から脱出するには
1.ポジティブな気分にひたる
2.仮でもいいから結論を出す
3.「どうしたらできるか」をとことん考える
4.他人のアドバイスは自ら取捨選択する
5.結論が出たら行動する

10秒で行動する人は「失敗」を考えない(P71)

どうしたら成功できるか。Howを考え続ける。そうすれば、「失敗」を考えている暇はなくなる。前向きに考えるとは、楽観的な気分で、いかにしたら前に進めるかを考え続けること。

考えるだけで行動しないと不安が生じる(P76)

行動し、自分と環境を変えていくと、すでに不安となっていた状況が変わる。新しい自分と環境においては、新しい課題が現れるので、もとの不安は解消される。
不安の解決には、行動することが一番。

10秒で行動する人は、「行動の遅れが不安を増やす」と知っている(P77)

ビジネスの世界では、行動の遅れは命取り。適切な時期に着手して、納期を守るということを励行していかないと、仕事はたまるばかり。
(中略)
締切を意識し、取りかかる期限を決めて、楽しい気分で行動し続けよう。

朝、計画を立てる(P91)

1.何の制約もなかったらどんな暮らしをしたいか(心躍る未来像)を思い描く
2.今日一日を終えた時、どんな気分でどんなことを感じていたいかを思い描く
3.そんな1日の最後を迎えるためにも、「今日すべきことは何か」を書き出す
4.スケジュール帳を取り出して、もともと入っているアポイントと3で確認した「今日すべきこと」を予定に組み込む

ワーク:不安を取り除く「マインドチェンジの箱」(P124)

1.まず、深呼吸をしてリラックスする
2.目を閉じて、目の前に頑丈な箱があると想像する
3.その箱はどんな形のものでもよい。頑丈なフタがついている
4.フタを開けると、箱の中は底なしで、どんなものでも収納できる4次元ボックスになっている
5.今不安に思うもの、リスクに対する思いなど、あなたのチャレンジを妨げるものすべてを箱の中に入れる。ここの不安を思い出す必要はなく、すべてはこの中に入れた、というイメージを描く
6.箱のふたを閉じたら、その箱を遠くへ押しやる

この箱は、いつでも必要な時に手もとに引き戻し、フタを開けて中身を取り出すことができる。
そして取り出す時には、すでに不安は不安ではなく、あなたを勇気づける暖かいエネルギーに変換されている。
不安をいったん箱に入れると、その不安は不思議な力で勇気に変わるという魔法の箱のイメージ。チャレンジに向かう気持ちが揺るがなくなる。

10秒間の楽観的な白紙状態を味わうエクササイズ(P129)

1.目を閉じて数回深呼吸する
2.「不安を取り除くマインドチェンジの箱」で雑念を箱に入れる
3.何の制約もなかったらどんな生活をしたいのか、「心躍る未来像」をありありと思い描く
4.充分に思い描いてうっとりしたと思ったら、その想像を終える
5.1から10までゆっくり数えながら、呼吸に意識を向け続ける。この時、特に何も考えようとせず、空気の出入りする感覚や呼吸の音に意識を向ける。
6.10まで数え終えたら、この時間を過ごせたことに感謝する。心の中で「ありがとうございます」と唱えるのもよい。

ワーク:積極的に不安を解消する方法(P160)

3色の付せんの束と大きな紙(A3くらい)を用意する。

1.不安に思うことを、どんどん1色目の付せんに書き出す。付せん1枚につきひとつの不安を書く。書き終えたら、大きな紙Aに貼り付けてみる
2.付せんを直感に基づいて分類したり距離を変えたりして、しっくり来る位置に付せんを貼り直す
3.それができたら、大きな紙A全体を眺めてみる。そこでの気づきをメモに残す
4.俯瞰して得た気づきをもとに、本当はどうなったらいいか考えて、思いついたことを2色目の付せんに書き出してみる。この新しい付せんを大きな紙Bに貼る。
5.2と同じ要領で貼り直してみる
6.大きな紙AとBを見比べて、AからBになるために何ができるかを考えてみる。気づいたことをメモしていく
7.気づきをもとに、そのためにできる具体策を3色目の付せんに書き出す。そして大きな紙Cに貼る。
8.大きな紙C全体を見渡して、解決するための具体的行動を導き出し、計画を立てて実施する

人生は1日1日の積み重ね。どんな1日だったらいいか、から考える(P175)

今日1日をいかに過ごすかを考えるためには、明日、どんな朝を迎えたいかを味わう必要がある。そして、明日の朝をどう迎えたいかは、明日の夜、どんな気持ちで眠りについたらいいかを思い描いてみる。
そして、1週間が過ぎたあとで振り返ってみた時、どんな1週間だったら心から満足できるのかを考えてみる。
そう考えてから、今日や今、何をすべきかを明確にするとよい。

主体的に生きる第一歩は、自分の気分と視座を自分で決めること(P184)

「辛い時は辛い、悲しい時は悲しい」という感情を味わうことがいけないわけではない。
大事なのは、「それを選ぶのは自分」だということ。
そして、自分で気分と視座を選ぶことができるということ。