毎日「ゴキゲン♪」の法則

自分を成長させる読書日記。今の関心は習慣化、生産性、手帳・ノート術です。

1冊で読める、齋藤メソッド“読書編”☆☆☆☆

※文庫版あり→『大人のための読書の全技術 (中経の文庫)』(¥ 691)

※ [Kindle版] はこちら※文庫版です

大人のための書く全技術』を読んで、他に「読書」「会話」版もあることを知った。読書はもういいかな、と思ったが、一応借りてみた。
いろいろな「ワザ」が1冊にまとめられていて、とても中身の濃い本だった。


◆目次◆
はじめに
序章 社会人にこそ、読書術が必要な理由
第1章 読書のライフスタイルを確立する
第2章 読書の量を増やす―速読の全技術
第3章 読書の質を上げる―精読の全技術
第4章 読書の幅を広げる―本選びの全技術
第5章 読書を武器にする―アウトプットの全技術
終章 社会人が読んでおくべき五〇冊リスト
おわりに

読書に関する齋藤先生のメソッドがこれ1冊でわかる。3色ボールペン方式、音読の効果と取り組み方などもきちんと載っている。
分厚くてけっこう読むのは大変だが、これ1冊ですべて読めるのは初めて読むならありがたい。


一般的に「読書の技術」と聞いてイメージする内容は、実は少なめ。本を読むことでどう人生を底上げするか、発展させるか、というもっと大きなテーマと思った方がよさそうだ。

読書術としては一番ニーズのある「早く確実に内容をつかむ方法」がいろいろと紹介されている。サーチライト方式、逆算読書法など(くわしくは下のメモにあります)。
最初から全部を追わなくていい、というのはよく聞くが、効率よく情報を得るには、やはりそういった工夫は必要なのだ。
つい子どもの頃からのくせで「最初から1ページずつめくって読む」のが読書の醍醐味、と思ってしまうが、それは「楽しみとしての読書」と「情報収集が目的の読書」をしっかり分けた方がいいのだろう。


もちろん、速読だけでなく、「精読」についてもくわしく書いてある。齋藤先生と言えば「音読」。全部音読できなくても、ポイントを絞って音読することで身につけるコツが紹介されている。
古典も「精読」の対象だ。さらっと読めないのでなかなか古典まで手が回らないが、この本を読んでまたトライしてみようと思えたのは収穫だった。


面白かったのが「本をさばく」という考え方。釣ってきた魚を即さばいて天日干しするように、買ったら即、本にざっと目を通してだいたいの内容をつかんでおく*1という方法は新鮮だった。
これなら、「借りた・買ったまま手が伸びない」ということが減りそうだ。手に取って読み始めるハードルを大きく下げることができる。

巻末の50冊リストは対象が社会人だからか年代もジャンルも幅広く、読んでみたくなる本が多かった。


さまざまな方法が提示されているので、いくつか自分に合う方法を試してみればいい。
どれも齋藤先生が実際に学生に教えて実績を上げている方法ばかりなので、効果は折り紙付きだ。

学生さんはもちろん、社会人も「読書の指南書」としておすすめです。
もう「本を読む時間がない」とは言えなくなります。
私のアクション:リスト50冊のうち、自分では選ばない本を1冊読む♪
■レベル:破

関連記事
読書日記:『大人のための書く全技術』
読書日記:『読書力』
読書日記:『斎藤孝のおすすめブックナビ 絶対感動本50』


以下は私のメモなので、興味のある方はどうぞ。※メモに関してこちらをご覧ください。

*1:齋藤先生お勧めの場所はやはりカフェ・喫茶店でした。長居できないので自動的に制限時間が決まる、というのがその理由