毎日「ゴキゲン♪」の法則

自分を成長させる読書日記。今の関心は習慣化、生産性、手帳・ノート術です。

ミスをなくす極意は「忘れっぽい自分をどうカバーするか」☆☆☆☆

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仕事のミスが絶対なくなる頭の使い方
クロスメディア・パブリッシング(インプレス) (2016/08/12)
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今月、また仕事でミスが頻発してかなり追い詰められた。そういう時にネットで偶然見かけて、何か解決策が書いてあるかも、と読んだのがこの本。
図書館で予約して待つ間に状況はだいぶ改善されていたので、せっぱ詰まった感はなくなっていたが、読んで納得、という本だった。


◆目次◆
はじめに
1章 メモリーミス
2章 アテンションミス
3章 コミュニケーションミス
4章 ジャッジメントミス
おわりに

この本の狙いは「はじめに」に書いてある。

 この本は、とくに画期的な仕事術を紹介する本ではありません。
 これまでさまざまなビジネス書で紹介されてきた王道テクニックや、上司や先輩から耳にたこができるほど指摘されてきたアドバイス。それらがいかに脳のメカニズム上、有意義なことであるかを説明し、これまで以上に納得していただいて、「理解」だけではなく「実践」してもらうことを目的としています(P6)。

よく言われている「賢い仕事のやり方」を脳科学的に裏付ける本、といったところだろうか。


一番ショックだったのが、「ワーキングメモリは鍛えても増やせない」という話*1
著者のおすすめは、「鍛えても増やせないから、経験・知識を増やしてワーキングメモリを使わないよう工夫する」こと。
限られたワーキングメモリという資源を、いかに効率よく使うか、が重要なのだ。


この本では仕事のミスを次の4つに分けている。

1.メモリーミス(忘れた!)
2.アテンションミス(見落とした!)
3.コミュニケーションミス(伝わっていない!聞いていない!)
4.ジャッジメントミス(判断を間違えた!)(P6)

章ごとにそれぞれのミスについて解決策を教えてくれる。
ただ、相手のあるコミュニケーションミスをのぞいて基本はやっぱり「ワーキングメモリの使い方」になるようだ。
いかにしてワーキングメモリの負荷を下げ、必要なことに使えるようにするか。
そのノウハウがぎっしり詰まった本だ。


ミスをしない第一歩は、実は「ミスはなくせない」という事実を受け入れることだ、と著者は書いている。
それでこのタイトルはないだろう、とも思うが「ミスをするのが当たり前なんだったら、どうカバーしようか」と考えることで、ミスは減らせる。
脳の癖やパターンを知っていれば、ミスはかなり回避できそうだ。


NLPをベースにした考え方や、ゾーンに入る方法なども紹介されているので、こういうジャンルが好きな方はぜひ。
私のようにミスに悩む人にも、おすすめです。
私のアクション:未完了項目をこまめに書き出して「棚卸し」する
■レベル:破

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以下は私のメモなので、興味のある方はどうぞ。※メモに関してこちらをご覧ください。

*1:これには諸説あり、鍛えられるという脳科学者もいます。あくまで著者の見解です