毎日「ゴキゲン♪」の法則

自分を成長させる読書日記。今の関心は習慣化、生産性、手帳・ノート術です。

自己肯定感を高める習慣とは☆☆☆☆☆

※ [Kindle版] はこちら

ネットで見かけ、面白そうな本だなと興味が湧いて図書館で借りて読んでみた。
やさしい内容ですぐ読めるが、実はとても深い本だった。


◆目次◆
はじめに
「できたことノート」の使い方
第1章 自分を肯定的に見る効果
第2章 「できたこと」を見つけよう
第3章 できたことノートを書く前に
第4章 実際に書いてみよう!
第5章 さらにバージョンアップするために
おわりに

この本の核は、
「できたこと」をノートに書くだけで、自己肯定感がアップする
というというもの。


基本的なやり方は次の通り。

1.毎日1〜3つ、その日に「できたこと」を書く
2.毎日の「できたことメモ」の中から、1週間に1回、1つ選び、4つのポイントを含めた「内省文」を書く
 1)詳しい事実……「できたこと」について、より具体的に何があったのか、詳しい状況を書いていきます。
 2)原因の分析……「できた」理由を探っていきます。「なぜ?」と繰り返すことで、自然と思考が深まります。
 3)本音の感情……「できたこと」に対する気持ちや、原因の分析をしたいまの感情を正直に表現します。
 4)次なる行動……原因の分析や本音の感情を通じて、「もっとこうすればよかったかな」「次はこんなやり方にしてみようかな」と考えたことを元に、明日から具体的に工夫することを書きます。
3.気づいた工夫点を実践してみる(P18)

たったこれだけ?しかも、書くだけで自己肯定感がアップ?!と何となく眉ツバを疑ってしまうが、著者は「人の行動を変える専門家」と名乗り、今までおよそ1万2000人の受講生の行動を変えてきた実績の持ち主だという。


いきなり大きな変化を起こそうとしても、なかなか続かない。小さな「よい習慣」を作り、それを続けることが結果的に「大きな変化」を連れてくる。
それを助けてくれるのがこのノート。
さらに、このノートを書き続けることで、自分の感情に向き合うことができ、さらには自分の価値観や本当にやりたいことが見えてくるのだそうだ。


小林弘幸先生おすすめの「3行日記」と目的はかなり近い。大きな違いは「ネガティブなことに一切触れない」こと。
また、「自分ができたこと」に特化していることも特徴的だ。自分の感情にも注目するが、
「○○がもらえてうれしかった」
のような自分の行動とは関係ないできごとは選ばない。

最初は「できたこと」が浮かばない、という人が多いそうで、そのための3つのメガネ(Happy、Number、Person)という考え方が新鮮。
「3つの見方」のどれかを使えば、毎日3つくらいは選べそうだ。


人は他者の要求に応えているうちに、自分が何を求めているのかわからなくなるという。
そこで、自分の感情と向き合い、自分らしさを取り戻していくことが必要になる。
それには「反省」ではなく「内省」。「反省」は外に向かって取り繕うようなもので、自分の感情は動かない。自分としっかり向き合えるのが「内省」なのだそうだ。

今まで読んだ本にも、「内省」とか「内観」といったやり方がいろいろあったが、もうひとつしっくり来なかった。
だが、この本を読んで初めてすんなり納得できた。個人的にはそれが大きな収穫だった。


また、これも個人的に大きかったのは、「内省文を書く時に陥りがちな失敗」の話。4パターン挙げられていて、とても具体的だ。
この書き方をしていると、自分の本音と向き合うことがないので、ゴールにはたどり着けない。
どれも私はやりそうだったので、ありがたかった。


実はこのやり方を続けると、「メタ認知」もできるようになる。この本では「メタ認知」という言葉は出てこないが、自分を客観視するコツはたくさん紹介されていて、無理なく身につけることができる。


気楽に始められるが、続けるうちにチェックする点があったり、さらにバージョンアップした方法もあるので、時々は読み返したい。
思い切ってKindle版を購入した*1
また結果をブログで報告します。

手帳や日記が好き、という方には向いていると思います。ピンと来たらぜひ。
「できたことノート」の無料ダウンロードもついていて、思い立ったらすぐ始められます。
私のアクション:「できたことノート」を3週間続けてみる
■レベル:横書きで2色刷り。読みやすく、試しやすい本です。 

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以下は私のメモなので、興味のある方はどうぞ。※メモに関してこちらをご覧ください。

*1:お正月特価なのか、その時は紙書籍のほぼ半額だったので。現在は1割引くらいの価格です