毎日「ゴキゲン♪」の法則

自分を成長させる読書日記。今の関心は習慣化、生産性、手帳・ノート術です。

『たった1日で声まで良くなる話し方の教科書』メモ

2020年東京オリンピック招致のプレゼンを指導したコーチ、マーティン・ニューマン氏は(P4)

「どんなことを話すか」よりも「どんな話し方をするか」、それが最も大事だと語っている。

話すことはスポーツと一緒(P4)

自己流でゴルフをやってある程度スコアが伸びたとしても、いつかは壁に突きあたって限界が来る。しかし、コーチにつくと、みるみる上達するという。
話すこともそれと同じで、コーチについてトレーニングすることが必要。

「魚住式メソッド」の3つの柱「声」「話し方」「会話のコツ」(P23)

1.声
声の出し方、高低を変えることで、その場に最もふさわしく、効果的な伝え方ができる。
2.話し方
「音の高さ&スピード」「抑揚のつけ方」を使いこなす
3.会話のコツ

「声」は洋服と同じ(P6)

人前に出た時、「ふだんの声」で話すのは、ノーメイクのパジャマ姿で外出するのと同じこと。

腹式呼吸で話すと「のど」がかれない!「緊張」も解ける!(P47)

著者は本番前にあえて緊張を高め、本番に腹式呼吸をすることでそれを緩めているという。あがり症もそれで克服できる。

話し方のイメージは「声の高さ×スピード」で決まる(P75)

1.高い声×ゆっくり
大らかでほんわかしたイメージ。母性、安心感
2.高い声×速く
元気で明るくエネルギッシュ。若い
3.低い声×ゆっくり
落ち着いた癒やし系。悩みごと相談に向く
4.低い声×速く
明晰で信頼感のあるクールなイメージ。ビジネスにはこれ

話しながら、同時に自分の声や言葉を聞いて、確認を心がけると噛まずにいられる(P90)

朗読をすると言葉の反射神経がよくなる理由(P125)

※科学的にはまだ解明されていないので、あくまで著者の見解
「適切な言葉をスピーディに選び出す能力」は「ミスせずに声に出して読み続けられる集中力」と相関関係がある。
朗読をすることで、コメント力が上がり、とっさの受け答えでも言葉がスムーズに出るという。

「朗読」でボキャブラリーが増える(P127)

声に出して読んだ言葉は確実に脳に蓄積され、その結果、ボキャブラリーが豊かになると著者は感じている。

会話から「えー」を消すには、文末で、必ず一度口を閉じる(P150)

不要な音を出さないための練習。

大勢の前で話す時は、あえてターゲットを絞る(P179)

熱心に規定くれている数人に向かって話すようにする。
「全員にとって満足できる話なんてない」という達観も必要。

会場全体を見回して話ながら、「この人に語りかけよう」という人を数人選ぶ。順番にその人たちに向かって語りかけるようにする。
できれば、会場を大まかに中央・左・右と分割して、それぞれから1〜2人選ぶとよい。自分の視線が偏らないため。