毎日「ゴキゲン♪」の法則

自分を成長させる読書日記。今の関心は習慣化、生産性、手帳・ノート術です。

『「原因と結果」の経済学』メモ  

【お断り】内容を損なわない程度に表現を変えているところがあります。ご了承ください

因果関係を確認する3つのチェックポイント(P28)

  1. 「まったくの偶然」ではないか
  2. 「第3の変数」は存在していないか
  3. 「逆の因果関係」は存在していないか

「第3の変数」の定義(P32)

……専門用語で「交絡因子」と呼ぶ。これは、相関関係にすぎないものを因果関係があるかのように見せてしまう厄介者だ。
例)「体力のある子どもは学力が高い」と言われている
→体力と学力に因果関係があるのではなく、「親の教育熱心さ」が学力にも体力にも働きかけている結果だった

「逆の因果関係」とは(P33)

「AだからB」と思っていたが、実は「BだからA」という反対向きの関係だった、というもの。
例)「警察官の人数が多い地域では、犯罪の数も多い」。
→実際は、犯罪の数が多い地域だから、多くの警察官を配置していた

簡素で情報の少ないダイレクトメールほど、顧客を増やす効果があった(P161)

広告というものは、より直感的で、簡単に理解でき、すぐに返信したくなるものが効果的。