毎日「ゴキゲン♪」の法則

自分を成長させる読書日記。今の関心は習慣化、生産性、手帳・ノート術です。

『自分を劇的に成長させる! PDCAノート』メモ

※一部、自分の言葉でまとめたものがあります。ページ数が抜けているところもありますが、ご了承ください。
■PDCAを回すための基本ルール(P39)
ルール1 見える化 PDCAは視覚化できれば回る
ルール2 仕組み化 PDCAは仕組みで回る
ルール3 習慣化  PDCAを回すことを習慣化する

「視覚化」は
・1枚ですべてが見えるようにする
・数値化する
・実際に書いて(描いて)みる
仕組み化=再現性があること、「コピー可能」なこと
「いつ、どこで、誰がやっても、同じように成果が得られるシステム」

■習慣化するには3つのポイント(P53)
・時間や行為とセットにすること
・すぐに、簡単にできること
・やることが決まっていること

時間を決める、もしくは行為とセットにすることで、習慣化しやすくなる。
→時間か行為のどちらかとセットにすることをまず考える
・ノートを書く時間を決める
・ある行為をしたら必ずノートを開いて書く
・ノートはデスクに開いておいておく
など。

■PDCAを回していくためには、ゴールが明確になっていることが大前提(P82)
計画の前にまずはゴールを設定した上で、PDCAを回していく。これが「G−PDCA」という考え方。
PDCAを回すことは、方法論であって目的ではない!

■「D」は何のために書いているのか?
それは、計画と現実のギャップを知るため。
PDCAとは試行錯誤のフレームであり、仮説をもとに行動してわかった現実を知るためにやっている。

「D」を正しく書くことが重要。
記録された事実がぼんやりとした事実ではなく、よりくっきりとした解像度の高い事実であればあるほど、そこからの気づきもより精度の高いものになる。

■事実とは…
固有名詞や数詞で表現できること。
形容詞が入っているとそれは事実ではなく、あなたの解釈が入っている。
予定では60分かかると見ていたタスクが、90分かかったなら、「90分かかった」または「+30分かかった」と淡々と事実を書いていく。

■忘れないためにも毎日PDCA
人は1日経つと74%を忘れてしまうという(エビングハウス忘却曲線)。
今日覚えたこと、見たこと、聞いたことの半分以上は明日になったら忘れている!
忘れないためには「今日のうちに振り返ること」。今日やったことは今日振り返らなければ、次につなげられない。

■PDCAノートを続けるコツ(P154)
PDCAノートが書けなくなる人は、計画通りにことが進まなかったことを「失敗」と捉えている。
PDCAノートは、正確に書くことが目的ではないし、1日のすべての仕事を記録する必要もない。
PDCAを回している限り、本来的な意味での失敗はなく、すべて成長するための「チャンス」。
(中略)
計画通りに行かなくても、現在の気づきには成長するチャンスがたくさん潜んでいる。

目に見えづらい変化や成長を認識するには、日々ノートに、できたという事実、気づきを得たこと・学んだことを書き残すことで、その数が成長した数だと認識することができる。

■PDCAを習慣化するゴールデンサイクルとは(P225)
1手帳タイムでタイムマネジメントを行う(≠スケジュール管理)
2PDCAノートメソッドで日々のPDCAを回す
3入ってくる仕事はGTDで制御する
4解決策を考えて次の予定に入れる
5PDCAをひたすら回していく

習慣化されているものとは、何をするかが決まっている(P56)

毎回考えたり、悩んだり、意志決定しなければならないものは、むずかしいと感じ、続ける以前に行動をするのが億劫になってしまう。
PDCAを回す習慣を作るにも、「何をするか」という行動は先に決めておく必要がある。

無意識化された行動=フレーム化された行動(P63)

日常的に行っているあらゆる行動は、フレームによって動いているので、考えなくても、無意識にできてしまう。

PDCAとは試行錯誤のフレームワーク(P69)

ナポレオン・ヒルの調査によると、人が目標を掲げた時にあきらめるまでにトライする回数の平均値は、なんと1回未満。
(中略)
1回で100%成功する人はいないので、そもそもチャレンジ数が少ないというのは、成功確率を下げる「ダメな戦略」でしかない。
(中略)
「知識は陳腐化する。だから試行錯誤して対応していく」

脳は見えるものしか実現できない(P82)

「目に見える」とは
1.紙の上などで物理的に目に見える形になっていること
2.目標そのものが目に見える。何をしているか様子・状態がイメージできること

改善策を行動に変える方法(P163)

計画(P)と実績(D)とのギャップを埋めるためにA(改善内容)を作る。そのポイントは
「その行動をしているあなたが見えるかどうか」。
いくら気づきや改善策を書いたとしても、そこから具体的な改善行動につながらなければ、ノートに書いても何の意味もない。
具体的に行動できる形まで分解し、落とし込む。

改善点が多すぎて、押しつぶされそうになったら(P174)

次の質問を自分にしてみよう。
「そもそも、今、本当に改善すべきことは何だろうか?」
「そもそも、選択と集中すべき改善点は何だろうか?」
「そもそも、私のゴールは何だったか?」