毎日「ゴキゲン♪」の法則

自分を成長させる読書日記。今の関心は習慣化、生産性、手帳・ノート術です。

繊細さを長所にする方法☆☆☆☆ 

「気がつきすぎて疲れる」が驚くほどなくなる 「繊細さん」の本

「気がつきすぎて疲れる」が驚くほどなくなる 「繊細さん」の本

  • 作者:武田友紀
  • 発売日: 2018/07/25
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
【2021/01/18UP】
自分はもしかしてHSPかも?と思った数年前。解説書を読んでみたものの、当時はどうもピンと来ませんでした。


たまたま、ネットでこの本のことを知りました。
今までは「敏感すぎる人」という扱いだったけど、この本では「繊細さん」。ちょっといいかも、と思いました。Kindle Unlimitedにあったので*1いそいそと読んでみました。

とても気持ちがラクになる本でした。


◆目次◆
はじめに
第1章 繊細さんがラクになれる基本
第2章 毎日のストレスを防ぐカンタンなワザ
第3章 人間関係をラクにする技術
第4章 肩の力を抜いてのびのび働く技術
第5章 繊細さんが自分を活かす技術
おわりに

こんな本です

著者の武田友紀さんは自らが「繊細さん」。ご自身の経験を踏まえて、現在はHSP専門カウンセラーとして活動されています。


「繊細さん」はさまざまな刺激に反応するため疲れやすい。ついつい自分を鈍感にしようとか、感覚を閉じよう、になりがち。
でも、この本は

「繊細でストレスを感じやすい人が、繊細な感性を大切にしたまま、ラクに生きる方法」を書いた本です(P3)。

繊細な人は、むしろ自分の繊細な感性をとことん大切にすることでラクになり、元気に生きていけるのです(P4)。

といううれしい言葉が。


今まで「何でこんなに敏感なんだろう」「どうして、いちいち反応しちゃうんだろう」とネガティブに捉えがちだった自分の気質を、長所に思えるようになる本です。


読んだのは、職場の人間関係に心底うんざりしていた時期。
当時、心に染みたポイントを3つご紹介します。

※繊細さん(HSP)とは…武田さんご自身のサイトでご覧ください。
sensaisan.jp

ポイント1 自動応答を切る

心身ともに健康に働くためには「対応すべきことを自分で選ぶ」「致命傷でなければ、対応せずに放っておく」ことがとても大切なのです(P173)。

この言葉を読んで、おどろきました。いいんだ、それで?!


当時の職場では、私ともうひとりが「繊細さん」だったと思います(確認していないので推測)。
もうひとりの「繊細さん」は、「転ばぬ先の杖」を周りにやり過ぎて、疲れ果てて辞めていきました。


先回りして予測するのが得意な私たち。誰かが転ぶかも、と思った瞬間、どうかしたら一歩踏み出す瞬間に察知して手を差し出します。
本人に「転ぶかも」という予測は1%もないでしょう。
※もちろん、これはたとえです。本当に肉体的に転倒するケースではありません


すると、「何だかよくわからないけどうまく行っちゃった♪」で終わってしまうんですね。
私たちの行動は、気づいてもらうことはありません。そのうち、「あって当たり前のもの」になってしまう。


別に感謝してほしくてやってるわけじゃない。ただ気がつくから反射的にやってしまうだけ。
でも、それをずっと続けているとすり減ってしまいます。


それを予防するのが「自動応答を切る」。
「気がつく」と「対応する」を分けてしまうのです。


繊細さんにとって気づくのは自然なことなので、ここはそのまま。
「気づく」=「対応する」という自動応答を切るのです。
気づいた時に、対応するかどうか、対応するならどの程度かを自分で決めます。

自分でコントロールできるので、「振り回されてヘトヘト」にならずにすむんですね。これは大きい。


先ほどのたとえでいえば、
転ぶ前に助けるのではなく、転んで「助けて!」と言われてから手を差し伸べるのでOK
ということです。

ポイント2 殻を破って素を出した方がラク

ちょっとショックだったのがこちら。

自分を出さないようにして「殻」をかぶっていると、その「殻」に合う人が集まってきてしまうのです(P97)。

今まで相手を優先して自分を出さないようにしていたあなた。自ら疲れる環境を作っていますよ。

自分の意見を言ったり、感情を素直に顔に出したり、嫌な誘いは断ったりしてみましょう。
あなたの「殻」が好きだった人が去って行き、素のあなたを大切にしてくれる人が残ります。

無理はしないのが一番ですよね。

ポイント3 自分の繊細さを信じる

自分の繊細さをやっかいなもの、扱いにくいものと思ってきた人がほとんどのはず。
でも、自分の「繊細さ」を信じると、力を発揮してくれます。

繊細な感性を信頼すると、嫌なことにそもそも遭遇しにくくなります。繊細な感性をコンパスに、自分にとっていいもの、悪いものを見分けることで、自分を雑に扱う人と距離をとり、自分に合わない職場は選ばないようになるからです(P222)。


そのためには、自分の本音に気づき、それを大切にすること。

繊細さんが、自分のままで元気に生きる鍵。それは、自分の本音――「こうしたい」という思いを、何よりも大切にすることです(P221)。

今まで「繊細さ」を押し込むことにエネルギーを使い、本音をキャッチすることは後まわしにしてきた私たち。
まず、自分の本音に耳を澄ませてみましょう。

本音を聞き取る方法も、この本に載っています。

まとめ

自分の力を発揮するには、安心できる場所にいることが大切。

自分の中に、自分の居場所を作ること。自分の味方でいること。
それが、人とあたたかく関わるために一番必要なことなのです(P155)。

自分の本音を知り、それを活かしましょう。


自分の繊細な感覚を守る方法や本音をキャッチする方法など、今まで抑え込むことばかり考えていた人には新鮮な内容です。
ぜひ、「繊細さ」を長所として認めてあげてください。それが第一歩。


ここでは紹介できませんでしたが、パートナーとのつき合い方や、日々の対処方法、転職についてなど、「繊細さん」が直面する悩みはほぼカバーしていると思います。

自分の「繊細さ」が好きになれない方は、ぜひ読んでみてください。
私のアクション:自分の本音を聞く癖をつける
■レベル:守 


次の記事は私の個人的メモです。興味のある方はどうぞ。※メモに関してこちらをご覧ください。
book.yasuko659.com

【関連記事】
※最初に読んだHSPの本
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*1:2018年12月当時。現在は有料です。ご注意ください