W・H・オーデン
「その日のうちにやりたいこと、やらねばならないことを決め、それを毎日必ず決まった時間にやる。そうすれば欲望に煩わされることはない」 P21
ヘミングウェイは毎日、書いた語数を表に記録していた
それは「自分をごまかさないためだ」という。P85
アメリカの作家ヘンリー・ミラー
「持っているものを全部吐き出してしまうのはよくないだろ?まだ書きたいことが残っているうちにタイプライターの前から離れる方がいいんだ」P86
アメリカ人の女性作家ジョイス・キャロル・オーツ
「書いて書いて書きまくり、書き直す。そうやって丸1日かかって、たったの1ページしか書けなかったとしても、1ページは1ページで、それが積み重なっていくの」…「その結果、何年もかかって、私は多作だという評判を得たわけだけど、それは、私ほど一生懸命に長時間働いていない人と比べるからよ」P101
アメリカ人画家チャック・クロース
「一度に3時間以上働いたら、本当に調子が狂ってくるんだ。だから、理想は3時間働いて、昼食をとって、また3時間働き、そのあと休憩。夜にまた仕事を再開できることもあるけど、基本的にそれは意味がない。ある時点を超えるとミスが増えて、翌日はそれを修正するのに時間がかかってしまう」P102
デイヴィッド・リンチ
「33年間、瞑想を欠かしたことは一度もない」…「午前中に1回、午後に1回、およそ20分ずつ瞑想する。それからその日の仕事に取りかかる」…「僕たちはどうせ、ほかのいろいろなことで時間を浪費している。いったん瞑想を習慣にしてしまえば、それはとても自然に生活になじむだろう」P186
ジョージ・ガーシュウィン
インスピーレーションは信じなかった。そんなものが来るのを待っていたら、年にせいぜい3曲しか作れないと言って、毎日コツコツ仕事をするのを好んだ。「プロボクサーと同じで、作曲家はつねにトレーニングを続けないといけない」P202
レフ・トルストイ
「私は毎日書かなければならない。それは成果を上げるためではなく、習慣を失わないためだ」P254
ジョン・アップダイク
「インスピーレーションが湧くのを待つ方がいいと思ったことは一度もない。なぜかというと、書かないことはあまりにも楽なので、それに慣れてしまうと、もう二度と書けなくなってしまうから。だから決まった習慣を守るようにしている――毎朝自分の歯を削る歯医者みたいなものかな(後略)」