毎日「ゴキゲン♪」の法則

自分を成長させる読書日記。今の関心は習慣化、生産性、手帳・ノート術です。

[読書日記]もう一度、プロ野球選手になる。☆☆☆☆ 

もう一度、プロ野球選手になる。

もう一度、プロ野球選手になる。

  • 作者:新庄 剛志
  • 発売日: 2020/06/15
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
もう一度、プロ野球選手になる。

もう一度、プロ野球選手になる。

  • 作者:新庄剛志
  • 発売日: 2020/06/15
  • メディア: Kindle版

プロ野球ファンの家族が借りてきた本。

私は読まなくていいかな、と思っていたら
「とにかく読んでみて。プロ野球を見ない人にも読んでほしいくらい、いい本」
とくり返し勧められたので、そう言うなら、と読んでみました。

確かに本当にいい本でした。
こんなに読後感が爽やかな本は久しぶり。


  • ポイント1 夢は宣言してしまおう
  • ポイント2 『キャプテン』は人生の応援歌
  • ポイント3 やるからにはパーフェクトな準備を



◆本の目次◆
プロローグ すべてはインスタから始まった
~47歳のプロ野球現役復帰宣言~

第1章 何度だって、夢は叶う
第2章 大事なときは、楽しいことだけ考えよう
第3章 無謀なチャレンジと世界一の守備論
第4章 SHINJOドリームチーム
第5章 やりたいことは、ぜんぶやる

エピローグ 「答えより もっと大事なことは 勇気出して 自分を試すこと」

こんな本です

元プロ野球選手、新庄剛志さんが書いた本。

昨年11月、Instagramで突然プロ野球選手復帰宣言をして話題になりました。
2020年12月に行われる予定の「12球団合同トライアウト」に参加するといいます。

12球団合同トライアウト(12きゅうだんごうどうトライアウト)は、日本野球機構(日本プロ野球)に属する全12球団が合同で行う自由契約選手を対象としたトライアウト。2001年に開始された。

Wikipediaより引用

※主に「球団をクビになった選手が、次の所属先を求めて参加するセレクションの場」と考えてください

今年47歳。2006年に引退して、すでに10年以上経っているのに、なぜまたプロ野球選手を目指すのか。
この本では、決心したいきさつを語っています。


新庄(本当は引退したらもう呼び捨てしちゃいけないんですけど、親しみを込めて昔のままで呼ばせてください)は
「(記録には残らないけど)記憶に残る選手ナンバーワン」
と言われています。

目立つことが大好き。カッコよくて、いつも想像を超えたことをしてきた選手です。エピソードもたくさん。

現役時代に何を考えていたのか、目立つ行動をした裏には何があったのか、エピソードの秘密も明かされます。


プロ野球ファンが読むとそれはそれは楽しい本*1
それ以外の人は読まないかもしれない。でもそれは、本当にもったいない!


このブログを読んでくださる方に、プロ野球ファンはたぶん少ないと思います。
今回は思い切って、「プロ野球は見ない。新庄?誰それ」な人に向けてご紹介します。

ポイント1 夢は宣言してしまおう

夢をかなえるために絶対に必要なものは「勘」と「経験」、そして「度胸」だと新庄は言っています。

勘は「こうなりたい」という発想。
経験は褒められた、チームで活躍したなどの実績でいいそうです。

――つまり、「○○になりたい!」と思った時点で「勘」と「経験」はクリアできている。
なりたいという気持ちと、そうなったきっかけがあればいいんですから。
褒められたり、うまく行った経験がないのに「○○になりたい!」と思う人はあまりいませんよね。


ということは、一番の問題は「度胸」。
こちらは、新庄的解釈だと「やると決めたら発信する」なのだそうです。
つまり、夢を言葉にすること。

「私は歌手になりたい」と夢を言葉にすることだ。できれば、期限を決めて。きめないと、なあなあになるから。夢を叶えるか、叶えないか。その差は「度胸」=「発信するか、しないか」で決まるんだ(P33)

だから新庄はインスタで宣言した。


最初は何かやり残したとか、後悔があったのかなと思いましたが、そういうこともなさそう。
「夢を追いかけるのは楽しいから!」という、とてもシンプルな動機だったようです。

ポイント2 『キャプテン』は人生の応援歌

現役選手の頃、そして今も新庄を支える曲があるそうです。
それは、野球アニメ『キャプテン』の主題歌。

もちろん、プロ野球選手を目指す今も、心の中で鳴り響いているといいます。

一番好きなのは、歌詞のこの部分。

秘めた力 自分じゃわからないよ
夢を大きく持とう
そうだ とびきりでかく
答えよりもっと 大事なことは
勇気出して 自分を試すことだ


君は何かができる 「キャプテン」 主題歌 Full

夢は困難なほどおもしろい――。
それはぼくの信念だ。
多くの人は、頑張れば手が届きそうな夢を思い描く。
ぼくは全然違う。「そんなん無理じゃね?」と言われることを宣言する(P31)

やりたいことにトライして、人生思う存分楽しむことが、いちばんの仕事なんだぜ。
その結果がどうのこうのより、大事なのはまず試してみること。
答えが出るときより、そこに向かっているときが、いちばん楽しかったりするんだから(P236)。


夢は大きく!うまく行くかどうかは気にせず(失敗した時のことは考えない)、とにかくやってみよう!
めちゃくちゃ前向きです。

ポイント3 やるからにはパーフェクトな準備を

数々のエピソードの中でも有名な「敬遠球のサヨナラヒット」(99年6月、巨人戦・甲子園球場)。

※敬遠というのは、わざとフォアボール(四球)を出してバッターと対戦しない作戦です。
打てないところにボールを投げるのがセオリー。それを打とうという選手もまずいません。


当時は「感覚だけで野球をしている」「宇宙人と呼ばれた新庄ならでは」と思われていました。
でも、実情は違っていたことが、この本で明らかに。


ある時、敬遠のシーンを見ていて「打てるんじゃないか」と思った新庄選手。敬遠球を打つ練習をするようになったそうです。
実を結んだのが、あの巨人戦だった。思いつきでやったわけではなく、しっかり準備した結果だったんですね。
www.sponichi.co.jp


さらに日ハム時代。派手なパフォーマンスを繰り広げて有名でしたが、こちらもパーフェクトな準備をしていたというから驚きです。

やるからには絶対に成功させる。…すべての可能性を考えて、そのひとつひとつを完璧に抑えるんだ。…パーフェクトな準備をするのは、“たられば”をなくすため。人間、失敗すると「あれやっておけばなあ……」ってよく言うけど、そういうのはカッコ悪いからね(P236)

何かやる時には周到に準備を進めて、成功の確信をつかんでからトライする。


実は新庄、宇宙人でも何でもなく、理論派でしっかり考えていたことがわかります。
でもそれをあえて見せなかったのも、彼らしい美学なのかもしれません。

まとめ
  • 数々の無謀な挑戦で夢をかなえてきた新庄の考え方に触れよう
  • 夢は宣言したもの勝ち!宣言するのが第一歩。できれば期限もつける
  • 失敗することは考えない。だけど失敗しないための準備は入念にする

読めば何だかワクワクしてきますよ!
「ポジティブになろうなんて考えたことがない」(つまり根っからのポジティブな人ってことです)という新庄のあり方は、マネできないけど見ているだけですがすがしい。


こんなにすごいことはできなくても、何か今までと違うことをしてみたい、という元気がもらえます。
ぜひ、読んでみてください!
私のアクション:夢は宣言する ※もう少しお待ちください
■レベル:破 とにかくスケールが大きいので


※この本のメモはありません

*1:ちなみに、私は阪神ファン→日本ハムファン。追いかけたわけではありませんが、リアルタイムで新庄を見続けたひとりです