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【正しいリスクテイクが自分の未来を拡大する】
【2025.10.15UP】
- ポイント1 現代も「生きる」=「生き残り戦略」
- ポイント2 失敗はリスクテイクの結果である
- ポイント3 完璧主義から最適主義へ
◆目次◆
第1章 新しい可能性に投資しよう―自己革新の知見
第2章 自分も相手も気持ちよく―コミュニケーションの知見
第3章 メンタルブロックを外そう―コントロール思考の知見
第4章 短時間労働で成果は出せる―仕事の知見
第5章 収入に上限はない―お金の知見
第6章 体力はお金より仕事より大事―人生百年時代の知見
第7章 完璧を目指さない―幸福度アップの知見
前振り
家族が借りてきた本。実は、先日借りた『勝間式ロジカル不老長寿』ではなく、こちらが本命だったらしい。
勝間さんの最近の本の中では、ボリュームもあり、文字ぎっしりの読みごたえのある本でした。
こんな本です
勝間さんが52年(出版当時)の人生で、トライアンドエラーを繰り返して得た知見をまとめたもの。
ぼーっと生きていたら同時に得るのは難しい「お金」と「時間」、そして幸せを手に入れるにはどうすればいいか?経験をシェアしてくれるほんです。
今までの勝間さんの本と重なる部分も多いですが、1冊でまとめて読めるのはうれしい。
この記事では、個人的に印象に残ったところから3つご紹介します。
ポイント1 現代も「生きる」=「生き残り戦略」
現代の日本では生命が脅かされることはまずないし、「生き残り戦略」と言われてもピンと来ない人が多そう。
でも、勝間さんは今でも「適者生存の生き残り戦略」は続いているとしています。
むしろ、人生100年時代と言われる今、何の戦略もなしに生きていくのは危険。
「人生観、仕事観をデザインし直して、生き残ろう」というのが勝間さんの戦略です。
適者として生き残るカギは変化の波を観察すること。
観察対象は若者だそうです。その理由は、どんどん新しいものを取り入れるため、素早くいいものをキャッチしているから。
自分と若い人たちは何が一致していて、何が一致していないのかということを考えます。その差分が「時代の変化の流れ」なのだとか。
ここで問題となるのが、どこで若者と接するか。
自分の年齢マイナス5歳程度は身近にいることが多いのですが、それ以上離れた人の動向は意識しないと集まりません。
その答もちゃんと書いてありました。
「若い人たちがする趣味を始めて、その集まりに参加する」のがおすすめだそうですよ。
ポイント2 失敗はリスクテイクの結果である
リスクを取らないことが一番危険だ、と勝間さんは書いています。
勝間さんによると、「人生は料理みたいなもの」だそうです。
始めたばかりの20代の頃は失敗ばかり。レシピを見てもその通りにできず、一生懸命作ってもまずいものしかできなかった。
それが、続けるうちにコツをつかんで、レシピを見なくても作れるようになり、今や手抜きでもおいしいものが作れるまでに。
続けていくと、だんだん上達するんですね。
…人生も同じで、年々増える知見が失敗しないコツになって、若いときには見えなかった真実を見通せるようになりました。その結果、年を取れば取るほど幸せになることを実感(P3)
失敗を恐れると成長しなくなる。それが人生を硬直化させるのだそうです。
耳が痛い。
私たちの学習の仕方は、基本的には失敗に基づく消去法です。ありとあらゆる選択肢を試行錯誤しながら試して、失敗を消していくうちに最後に成功が残り、そこでやっと、これが答えだとわかります(P107)
これを理解していれば、問題解決には失敗がつきものどころか、失敗しないと抜本的な解決策を得られないことがわかります。
「失敗を恐れていたら、ひとつも問題解決できない」のです。
「失敗することに慣れる」ことが、突破口になりそうです。
ポイント3 完璧主義から最適主義へ
完璧主義だと自分を苦しめてしまいます。
勝間さんのおすすめは「最適主義」。
最適主義とは
「大まかな優先順位付けで全体を把握して、余裕を持つ」(P305)
こと。
おおらかさ、余裕が大切です。
完璧主義はストイックになりがち。長期間続けるのはほぼ不可能です。
中長期にわたってパフォーマンスを上げて行くには、ある程度緩い規律の中で、ものごとを最適化しながら進めるしかない(P307)
鍵は「コントロールからマネジメントへ」。過度なコントロールを手放し、ゆるく「マネジメント」していく。
完璧主義になりやすい人にはいい指針になるはずです。
まとめ
- 失敗を避けようと思いがちだが、「失敗なくして問題解決なし」と言われて納得
- 勝間さんの過去の失敗もたくさん紹介されていて、ここから今のように変われたんだな、とわかるのが感慨深い。やってみようという気になります
- 紹介しきれませんでしたが、おそらく誰にとっても「心に刺さる」ことがあるはず
- 個人的には「時間を1分=1円と円に置き換えるのがタイムマネジメント」という言葉が刺さりました(メモに上げる予定)
こんな人にオススメ
- 勝間さんの今までの本をたくさん読んできた人には新しいことは少ないですが、きちんと読んでみたい、という方には1冊目としておすすめ(ただし、ボリュームがあるので読書習慣がある人向け)
- 「今までの著書の内容をおさらいしたい」という人にもいい本
私のアクション:あえて小さく失敗し、失敗に慣れる
■レベル
守 内容はむずかしくありません
リスクの本質は、不確実な可能性への投資です。その可能性には、いいことも悪いことも含まれます……少しずつリスクテイクしていく(中略)人が取ってくれたリスクの後追いをするだけでは、決して理想にたどり着くことはできない
— やすこ (@yasuko659) 2025年10月14日
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リスクなくして理想の未来なし。
失敗を恐れず、慣れましょう pic.twitter.com/tn7xNzRwuH
次の記事は私の個人的メモです。興味のある方はどうぞ。※メモのスタンスはこちら
※メモは近日中にUPします!
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