【お断り】内容を損なわない程度に表現を変えているところがあります。ご了承ください
■直観は言葉にできる。そう信じることから始めよう。(P115-6)
ビジネスの現場で「直観です」と言っても、よほどの天才や巨匠ではない限り、周りには納得してもらえない
(中略)
直観は言葉にできる。そう信じることから始めよう。そして、直観を言葉にする努力こそが「ビジネス」でもある。言葉にすることでハンコをもらったり、再現可能性を作ったりする。「言葉にできない」を言葉にするから、お金をもらえる。
■「自分の言葉で話す」のはむずかしい(P126)
そもそも、自分の言葉とは何か。それは言い回しを自分で考えるということではない。また、オリジナリティのある、ありきたりでない言葉という意味でもない。
(中略)
自分の言葉とは、自分自身の思考から生まれた言葉だ。それが自分の言葉である条件はたった一つ。その言葉を自分が信じられるかどうか
→状況によっては「ありがとう」「愛してる」「がんばる」でも自分の言葉になる
■広告はアートではない(P114)
クライアントがいて、彼らが納得しない限りはどんな面白いアイデアも世の中に出ることはない。だから、あらゆる意志決定がクライアントに説明可能でなくてはいけない。デザインするときも「なんとなくカッコいい」「なんとなく黄色がいい」と言うことは許されない。「なぜカッコいいのか?」「なぜ黄色なのか?」を言葉にしなければ商売にならないのだ。
■コピーは綺麗な言葉、かっこいい言葉ではない(P18)
人を動かす、状況を変える、意志と役割のある、機能する言葉
例)コーヒーに興味がない人に「このコーヒーはおいしいですよ」と伝える。
その言葉を受け取った人がコーヒーを飲んでくれたら、もしくは飲もうと思ってくれたら、そのコピーは機能したと言える。
言葉は伝えるだけではダメだ。相手を動かさないといけない。現実を変えないといけない
■その言葉によって、何かが動いたり、何かが変わったりするのが「いい言葉」
著者は「強い言葉」、「効く言葉」と言う
■あなたの人生に意味を与えるのは数字でも、金額でもなく「言葉」(P196)
幸せととは何か。生きることは何か。いずれも自分の言葉で定義しなければ、本当にそれを手に入れることなどできない。
(中略)
幸福が自分で定義できれば、そこに向かうすべての道のりが幸福になるのだ
■2000万円というのはあくまでも「目標」(P195)
大切なのは、何のために2000万稼ぐかということで、その目的こそが人を動かす。本気にさせてくれるのだ。