毎日「ゴキゲン♪」の法則

自分を成長させる読書日記。今の関心は習慣化、生産性、手帳・ノート術です。

『エフォートレス思考』メモ  

【お断り】個人的にまとめたメモです。個人の感想と本の内容は区別できるようにしていますが、著者の意図から離れていることもあるかもしれません。ご了承ください

■習慣は「何を」やるか、儀式は「どのように」やるか74
偉大な成果を残した人たちは、自分だけの儀式を持っている
儀式が人生の一部になるまで繰り返せば、儀式は心を落ち着け、不安を鎮め、エフォートレスな精神に立ち戻るための強力な道具となる
儀式とは私たち一人ひとりの内面的な習慣であり、魂のこもった習慣


■頭の中の不要品を手放す78
著者は6歳の頃から夢だった「ストームトルーパー」のコスチュームを30年後に手に入れた時、喜びではなく、「荷を下ろした」という思いしかなかった
いつかやるべき課題として、脳のスペースを占有していた
実は、もう不要になっていた
古くなった目標や、こびりついて離れない考え。もう必要ないのに頭のリソースを消費している邪魔なもの。とっくに役に立たなくなったマインドセット。
脳のスペースを空けて、本来の働きを取り戻すためには、邪魔なストームトルーパーを手放さなくてはならない


■ポジティブな態度はどんどんポジティブな効果を生む86
最初の勢いさえつけてしまえば、成果を出すのはどんどん簡単になり、やがてはエフォートレスになる

■「ひとつ不満を言ったら、ひとつ感謝すべきことを見つける」88
習慣化のフォッグ方式「Xをしたら、Yをする」の応用
不満を言うと勝手に感謝の言葉が口をついて出るようになる


■やり過ぎを防ぐシンプルなルール101
1日の仕事は、1日ですっかり疲れが取れる程度まで。
1週間の仕事は、その週末ですっかり疲れが取れる程度までに制限する

■ものごとが本当にうまくいっている時は、頑張る必要などない135
仕事が最高に乗っている時に、「もっと頑張るぞ」とは考えない→ゾーン


■「今日の完了リスト」をつくる142
できるかもしれないリストではなく、できればやりたいリストでもなく、もっとも重要で意味のあることだけをリストに入れる
コツは、「このリストを全部終わらせたら、1日の終わりに満足した気分になれるだろうか?」と考えること
全部終わらせても気になって夜も眠れないようなら、そのタスクは「今日の完了リスト」に入れる


■人生の完了リストをつくる142-143
スウェーデン式「死の片づけ」は、生きているうちに自分の遺品整理をするというもの
ここ数年で2回脳卒中を起こした著者の友人は、最後のミッション=人生の完了リストをやり遂げることに集中して生きている
毎朝目を覚ますと、彼女は人生の目的を意識し、「死ぬまでに完了できますように」と祈りを捧げる
人生の完了リスト=人生のミッション
「死の片づけ」に取り組み、残りの人生で成し遂げるべきゴールを明確にしよう

■なかなかエンジンがかからない時は、「始まった状態」を明確にイメージする139


■2.5秒が未来を変える152
「今」として体験される時間はおよそ2.5秒。
私たちは常に2.5秒を生きているとも言える。
2.5秒の時間があれば、私たちは注意を切り替えることができる。
新しいことを始めることができる
逆に、無駄な行動を取ることもできる
「今」の使い方を変えれば、その後の行動は大きく変わる。
2.5秒をモノにして、最初の一歩を有利に踏み出そう


■「この仕事を完了させるために、最低限必要な手順は何だろう?」と自分に問うてみる158


■最初から完璧を目指さない171
ピクサーの元CEOエド・キャットムル「何でも最初は醜いものだ。ピクサーの作品だって、最初は見られたものではない」
どんな偉大な業績も、最初はゴミみたいなものだったということを思い出そう。最初から偉大だったものなどないのだ


■上限をしっかり守る186
ベストセラー18冊を書いた作家リサ・ジュエルのことば
「自分のペースを守りましょう。各ペースを上げすぎると、脱線して未知を見失います。たまにしか書かないでいると、勢いがなくなります。1日1000ワード程度がちょうどいいペースだと思います」

■上限と下限を設定する191
「X以上、Y以下」というシンプルなルールを設定し、必ずその範囲内に収める
適切な範囲を見つければ、安定したペースで前進できる
下限…モチベーションを維持できる程度には高く、予想外のトラブルが起こっても達成できる程度の低さ
上限…順調に進んでいると感じられるくらいには高く、就かれてしまわない程度の低さ


■アイデアが結びつくと「累積的な知」になる213
個々のアイデアは、そのままでは直線的な知に過ぎない。しかし、そのアイデアが相互に結びつくと、累積的な知が形成される。
有用な知識は、自分の専門分野の外側からやって来ることが多い
分野を超えてアイデアが結びつくと、新たなものが生まれる。科学でも投資でも、音楽や映画でも変わらない


■みんながやっていることをとても上手にやるより、誰もやっていないことをそこそこうまくなった方がいい219
誰もやっていないこととことん極めれば、あなたの価値は飛躍的に高まる
知識の累積的な成果を得るために、まずやるべきことは、他の人から学ぶこと
採取台目標は、自分だけの知識を見つけ出し、伸ばしていくこと


■教え方は「セサミストリートの法則」で228
すべてを教えようとすると、何も教えられなくなる危険がある
無駄にむずかしい言葉を使わないこと、頭の良さを見せつけようとしないこと、
理解しやすく、復唱しやすいストレートなメッセージを選ぶ
もっとも重要なことを、もっともシンプルに伝える