【お断り】個人的にまとめたメモです。個人の感想と本の内容は区別できるようにしていますが、著者の意図から離れていることもあるかもしれません。ご了承ください
■リスクを理解し、現実的な勝ち方を見つけることで、心が穏やかになる8
■チェスタトンのフェンス46
1929年にイギリス人作家のギルバート・K・チェスタトンがエッセイで提唱したルール
道の真ん中にフェンスが置かれている。「なぜこんなところにフェンスがあるんだ?」と思う
チェスタトンは、なぜそのフェンスがそこにあるのかを理解するまでは、「取り払って捨ててしまえ」という結論を下すべきではないと述べている
これらの存在意義がわからない限り、廃止するわけにはいかない。じっくりとその意味を考え、それを明確にして、それでも廃止すべきだと思えるのなら、そうすればいい
■「守りの思考」「マッピング思考」それぞれの特徴66
兵士の「守りの思考」は、受け入れたい対象には「なんとかしてこれを信じられないか?」、拒否したい対象には「どうしてもこれを信じなくてはならないのだろうか?」と考える
一方、偵察者の「マッピング思考」は「それは本当だろうか?」と考える
■同じ機会があれば、また同じ賭けをするか228
「私は、もし結果が悪かったとしても“山札の中にこのカードが入っているの走っていたし、確率もわかっていた。同じ機会があれば、また同じ賭けをするだろう”とうなずいて納得できるような生き方がしたい」(あるブログのことば)
確実に成功できるという確信がなくても、「成功してもしなくても、自分は賢い賭けをしている」と実感できることは強い
■自信には2種類ある234
「知識に対する自信」何が事実かをどれだけ確信しているか
「対人関係に対する自信」自己肯定感の強さの表れ
人が相手を判断するのは「対人関係に対する自信」。「知識に対する自信」はほとんど関係なかった