毎日「ゴキゲン♪」の法則

自分を成長させる読書日記。今の関心は習慣化、生産性、手帳・ノート術です。

『疲労回復 最強の教科書』メモ  

【お断り】個人的にまとめたメモです。個人の感想と本の内容は区別できるようにしていますが、著者の意図から離れていることもあるかもしれません。ご了承ください


■なぜ人は脳を空白にする必要があるのか14
1.ヒトの脳はこの1万年で大きくなっていないのに、インターネットの情報は脳の記憶容量の2000倍に→過剰負荷
2.複雑な社会のストレス→前頭前野は情処理や感情制御を担っているが、ストレスがかかると働きがオフに→ネガティブな考えや感情が脳を占拠し、脳の回路がヒートアップする
3.マルチタスクも脳に負担→タスクの数に比例して、脳のスペースは奪われる。脳は使う部分が多いほど疲弊する
脳を使う場所を減らし、使わないスペースを増やす→脳を疲れさせず、疲労回復と脳全体のパフォーマンスが上昇


■恐れをなくすことは、脳の空白を増やすチャンス30
「What if?(そうなったらどうしよう)」を「So what?(そうなったらどうだっていうんだ)」と言い換える

■心配の9割は起こらない
「私たちが心配していることの9割は起きない。そして残りの1割がもし起きても、これに対処できない確率はさらにその1割」(UCLAディレクター、ダイアナ・ウィンストン)
どうしようもできない確率はわずか1%!

■不安になったら怒ってみる41
怒りと不安の身体反応は似ているので、脳が混乱する→不安が落ち着くことがある
不安を感じたら、怒りと共に自分を爆発させると、心拍数が上がって不安と酷似した状態に→脳は不安から怒りに乗り換える
怒り以外に踊るのもおすすめ


■ルーティンが心のさまよいを生む63
ルーティンの行動を取る時、私たちの心はぼんやりさまよってしまう。
この心のさまよいが脳を占拠し、幸福度を下げてしまう
心をここにとどめるために変化を作る65
いつも同じ向きの机で仕事をしていると、脳はその環境を覚えてしまい、それに合った動きをするように→脳のざわつきが生まれやすくなり、脳を占拠してしまう
こういう時、必要なのは「変化」
立って仕事をする
時計を右手につける
脳が驚いて自由になると、脳に無駄な思考が生まれにくくなる
スマホのアプリの配列を、毎日変えるのも効果的


■疲労バロメーターを作る103
1日の仕事を終えた時、疲労70%を目指す
「ものの名前が出てこない」「身体を何かにぶつける」100%オーバー
「仕事のあと、家でまだひと仕事(家事など)できる」90%
「家族と笑って話せる」80%
「仕事の後も元気で、ちょっとどこかに出かけてみよう」60%
→70%にするには家に帰ってからひとつ以上作業ができ、家族と笑顔で話せるくらいの仕事量まで


■忖度すると脳が疲労する109
人の心を読む部位と、未来や過去を思いわずらい脳を疲れさせる部位は酷似している。
人の心を読み過ぎると、脳を使い過ぎてしまう