毎日「ゴキゲン♪」の法則

自分を成長させる読書日記。今の関心は習慣化、生産性、手帳・ノート術です。

『「めんどくさい」が消える脳の使い方』メモ

【お断り】個人的にまとめたメモです。個人の感想と本の内容は区別できるようにしていますが、著者の意図から離れていることもあるかもしれません。ご了承ください


■脳には、通じにくい命令と通じやすい命令があり、「めんどくさい」と感じるのは、自分の脳に通じにくい命令をしているのが原因
1つの能力だけでできる状況をつくってみましょう

■世の中が変わるタイミングには、新しいことをやらない
新しいことを始めるときは、世の中が変わるタイミングと自分を変えるタイミングをずらしましょう。
社会が動いているときには、自分は動かずいつも通りの生活をする。そして、社会が安定しているときに、自分は新しいことを始める。こうすれば、イベントごとなどの後に疲れて無気力になるのを防げます。
「自分の脳をどんな環境に置くか」の設定に注力しましょう。  

■一旦生まれた神経のつながりは、2週間使われずにいると淘汰されて消されてしまいます。
2週間以内に、もう一度使われさえすれば、「必要なルート」として残されます。とにかく手をつけて、2週間以内にもう一度手をつける。

■後ろの頭頂葉には、見たり聞いたり触ったりした感覚情報が集まります。そして、その情報を、記憶と照合しながら前の脳に送ります。後ろの脳で「何が起こっているのか」を把握して、前の脳で「どのように行動するか」を判断する。私たちは、このような流れで行動しています。

前の脳と後ろの脳は、競合関係にあります。後ろの脳では、感覚情報に基づいたリアルな世界なのですが、前の脳では、過去の記憶によって修飾されたヴァーチャルな世界になっています。  
畑仕事や潜水など、 リアルな感覚が強烈に脳に届けられると、前の脳の働きは抑制されて、憶測や心配ごとが起こらなくなり、頭がスッキリします。

「めんどくさい」は、前の脳が働きすぎているときに発生します。リアルな感覚を脳に届けて、前の脳を抑制しましょう


■リズムが崩れる小さな変化を見つける
「めんどくさい」は、脈絡なくいきなり再出現することはありません。再出現する前に、なんらかの小さな変化があります。
めんどくさいことそのものではなく、その前の行動や環境に小さな変化が起こっています。 この変化によって、脳が「わからなく」なり、「めんどくさい」が発生します。

■「めんどくさい」の代わりに事実を口にする
例えば、一度作成した資料のナンバリングをやり直さなければならないとします。そんなとき、「めんどくさいなぁ」と言いそうになりますよね。ですが、ここで事実をそのまま口にしてみましょう。
「ナンバリングをやり直す」  
こう口にすると、どうでしょう。そのまま作業できそうではないですか?  
事実を口にすることで、次の作業がわかりやすくなり、余計なエネルギーの消耗を抑えられます。