- ポイント1 相手にヨロイを脱いでもらおう
- ポイント2 抑揚は2音ではなく3音で
- ポイント3 ギャップは武器になる
◆目次◆
序 章 信頼できると心のヨロイを脱ぎたくなる
第1章 この人なら!と相手が語りだす「聞き方」
第2章 この人なら!と安心できる「声の魔法」
第3章 この人なら!と信じられる「話し方」
第4章 この人なら!とついていきたくなる「説得力」
第5章 この人なら!と心震える「声のエネルギー」
終 章 もっと信頼される人になる「声と話し方」
読んだきっかけ
家族が借りてきた本。「阪急電車の声の人」=車内の自動放送の声の人だと知り、興味を持って読んでみました。
こんな本です
著者の下間都代子さんは元FM802のアナウンサー。現在はフリーのアナウンサー/ナレーターとして活躍しながら、話し方・コミュニケーション講座などの講師としても活躍中の方です。
長年の経験を活かし、タイトルの通り「秒で信頼を築くコツ」を教えてくれる本。
とても実践的で、数ある話し方の本でもすぐに役立つ内容です。ベストセラーになるのも納得。
ポイント1 相手にヨロイを脱いでもらおう
相手との距離を詰め、信頼関係を築くには、やはり「聞き方」が重要です。
聞き方5つのポイント(P40)
- 相手に関心・興味を持つ
- 質問をする
- 相槌とリアクションをする
- 受け止める
- 表情に出す
先生が生徒にこういう対応をすれば、「メンター」と呼ばれるのも夢ではない、そうですよ。
もちろん恋愛にも使えます。
自分の話をこんなにも興味を持ってリアクションしてくれて、かつ面白そうに聴いてくれたら“秒”で即落ち!の可能性は大きい(P41)
話すことが苦手な相手ほど、「質問」のあと、的確な【言語化】と【確認】をしてあげることによって安心する。
「自分はこのままでも良い。この人はわかってくれる」と思える状況を作ってあげられると、相手は重いヨロイを脱ぎ始め、身を委ねることができる(P59)
相手に質問を投げかけ、何らかの返事が返ってきたら、即座に「それは〇〇ということですか?」「△△なんですね」と言語化し、相手に確認をする。
これは百戦錬磨の下間さんだからできることで、そう簡単ではなさそう。
ただ、うまく相手の真意を受け止めて、本人も気づかないことを言葉にして差し出せたら、そりゃあ「即落ち」ですよね。
なんだか危険なテクニックのような気がしてきました……。ただ、恋愛にはならなくても「一生ついていきます!」のような信頼関係は築けるはず。
そして、すぐうまくいかなくても、これを心がけるだけで「聞くときの熱意」は上がるので、「きちんと聞いてくれる人」「受け止めてくれる人」という印象につながりそうです。
「 自分が先にヨロイを下ろす」もテクニックのひとつですが、こちらはポイント3で。
ポイント2 抑揚は2音ではなく3音で
本には下間さんの実際の音声が聞けるようになっています。
それを聞けば即納得、なのですが、文字だけではちょっとわかりにくいかもしれません。
また、音の高さを音階で表しているため、ピアノなど楽器の経験がなければピンとこない方もいらっしゃるでしょう。
気になる方は、ぜひ本で確かめてください。
2音しか抑揚がないと、暗く聞こえたり冷たい印象になってしまいます。
音声を聴き比べると、差がすごい。ふだん抑揚をつけているつもりでも、普通の人は2音の場合がほとんどです。
3音「ドレミ」を使う意識をつけると、明るく、信頼感のある話し方になります。
ただし、 高さはあくまで自分の中での差。
高い音にしようとドレミファソの「ファ」と「ソ」で話すと嘘くさい、うるさいなどの印象になってしまうので、注意が必要です。
さらに、言葉の最後を下げると信頼感が増します。
最近は、疑問ではないのに語尾を上げてしまう人が増えていますが、これは相手に不安感を与えてしまうそう。
きちんと「着地」させるイメージを持つといいそうですよ。
ポイント3 ギャップは武器になる
これは、個人的に一番刺さったところ。
下間さんは、女性としては背が高め。小柄な人に比べると、声が低い傾向があります。
――背が高く、声が低いと、圧迫感を与えてしまうんですね。身に覚えがありすぎますが、その第一印象をひっくり返す方法があるんです。
印象が悪いイメージの人が、何かしらをきっかけにして一瞬良い人のように見える瞬間、人は「この人は本当は良い人だった」と信じる傾向がある(P149)
これがギャップ効果。つまり、第一印象の悪さを逆手に取れば、いい印象に!
「実は最初から良い人そうに見えない方が得なのでは?」と思ってしまいました。
このことに気づいてから、私は無理して愛想良くするのをやめた(それまでは、一応自分なりに努力はしていた)。
さらに、賢そうに見せるのもやめた(信頼されるために、実は賢いふりをしていた)。ありのままの自分を自分自身が受け容れられるようになると、マイペースに生きられる。初対面の人にも緊張しなくなり、すぐに打ち解けられる(P150)。
実はこれ、奥義なのではないでしょうか?
下間さんの場合はこんな感じだそうです。
メールをやり取りしていた人と初めて会うとき、たいていは怖い人と思われている。
威圧感たっぷりの下間さんがにっこりと表情を崩して
「はじめまして!下間です~」
と明るく話しかける。
さらに、 自己紹介で挨拶代わりの失敗談を面白おかしく話す。
すると、相手は笑いだし、あっという間に「威圧感たっぷりの第一印象と違って面白い人」と受け止めてもらえるのだそうです。
自己開示することで、ギャップが生まれ、相手に親近感を抱かせるのだ。
特に初対面の場合は、お互い心の武装・ヨロイを着ている状態から、いかに早く武装解除できるかが鍵となるため、ギャップが良い意味で武器になる(P152)。
「相手に心を開いてもらうには、まずこちらから開く」が鉄則とはよく言われますが、「ギャップ」がうまく作れると、あっさりヨロイが下ろせます。
まとめ
- 信頼を得るには「声」と「話し方」の両方が大切
- 信頼感を得るには「ヨロイ」を脱いでもらう。そのためにまず自分から脱ぐ
- ギャップも大切な要素。自分の失敗談なども話して笑いが取れると最強
- 相手の懐に即飛び込める方法なので、使う相手は選びましょう
こんな人にオススメ
「話し方」も「コミュニケーション」も、両方知りたいという欲張りの方に。
ただし、下の「レベル」にも書いたように、基本的なことをまず知識として知ってから読むほうが身につきやすいと思います。
レベル
破 即効性があるので、入門書をまず読んでからがオススメ
私のアクション:声の低い自分を認める。第一印象を無理やりよくしようとするのをやめる。
《理想的な信頼感のある声》
— やすこ (@yasuko659) 2024年9月12日
1️⃣声が大きい
2️⃣透明感がある
3️⃣とおっている
4️⃣安定している
5️⃣ほど良い高さである
——
下間都代子『「この人なら!」と秒で信頼される声と話し方』
大きさも高さも、明確な基準があるんですね。正解は本に!(煽りみたいでスミマセン)#読了 #本が好き #日本実業出版社 pic.twitter.com/PMcvih2Cer
次の記事は私の個人的メモです。興味のある方はどうぞ。※メモのスタンスはこちら
※メモは近日中にUPします!
関連記事
book.yasuko659.com
book.yasuko659.com
book.yasuko659.com
